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私は今豪華なシャンデリアが 煌めく廊下を歩いている
ここでは誰も信じられない
rnもnaさんも赤灯家に 大事にされているのはわかっている
でもどうして私だけがこの扱いなの?
そう思いながら私は窓のに目を向けた
手入れの行き届いた綺麗な庭で
rnが1人で本を読んでいた
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私は廊下の隅に行き呪文を口にした
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その瞬間視界が変わった
そして、庭のrnの周囲が 鮮明に写し出させる
rnは無邪気に本を読んでいる
et
少し離れたところに 見慣れな使用人が潜んでいるのが見えた
その手には小瓶が握られている
et
びっくりして唇を噛むと 鉄の味が口いっぱいに広がった
止めなければ.....
動けばまた私のせいにされる
et
私は意を決して庭へと向かった
rnに気づかれないように
そして、使用人の後ろに立った
et
低く冷たい声が響いた
使用人は驚き振り返る
その瞬間、小瓶が地面に落ちた
使用人C
et
私はそう言って小瓶を拾い上げた
そして、rnの方向をみた
幸い、rnはまだ読者に 集中しているようだった
et
使用人は顔を青ざめながら 逃げるようにその場をさった
これでまた、何か言われるだろうな。 でも、rnが無事ならそれでいい…。
私は小瓶を手にしたてその場を離れた。
夕方、赤灯家の広間。
naさんとrnは隣同士で座りながら 楽しそうに紅茶を飲んでいる
わたしは少し離れた場所で、 お茶菓子を黙々とつまんでいた
na
naさんが声をかけてくる
表情は穏やかだがその声には 探るような響きがあった
et
私は目線を合わせずに答える
na
naさんの追及は止まらない
その場が少し緊張に包まれる
et
わたしは短く答えると カップを置き立ち上がる
et
rnがちらりと私を見たけど 特に何も言わずに目線さげた
naさんもただ黙って私を見送る
わたしは自室に戻ると 机の引き出しから小瓶を取り出した
それを見つめながら軽くため息をつく
et
これを誰かに渡しても また私のせいにされるだけだよね
でも.....。
鏡に映った自分の顔を見て小さく笑う
et
そう呟いてから、小瓶を布で包み直し 引き出しの奥にしまった
その後naさんとrnが 私の部屋を訪ねてきた
扉を開けると 2人は明るい笑顔を浮かべた
na
et
rnはこそっと笑いながら部屋に入る
rn
na
naさんの提案に私は少し驚く
et
rn
rnが嬉しそうに袋を見せる
その中にはチョコレートやクッキーが たくさん入っていた
et
私は少し笑って椅子を2つ引き寄せた
3人だけのひとときは赤灯家の 重い雰囲気を忘れさせるぐらい
明るく楽しいものだった
その頃屋敷の地下室では使用人たちが 声を顰めて話していた
使用人
使用人C
使用人
使用人
使用人の囁きはやがて
闇に消えていった
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