障害持ちの恋人さん【完】

あーあ...また、喧嘩。

これは、小さい頃の記憶だ

それが、嬉しかった

スマイルのために頑張った

俺は、Broooockのそうゆうとこが

僕は、スマイルのその笑顔が

大好きなんだ

俺の、家庭は複雑だ...

薄暗い家

家賃、電気、ガス...

お金が払えてないばかりだった

小さい頃の俺は...

お母さんの機嫌を取るのに忙しかった

どう頑張っても...

どう行動しても...

褒めてはくれなかった。

お父さんは、

俺の、障害を聞いて逃げたんだって

だから...

俺にとってBroooockは...

居場所で...心地い存在で...

好きな人...だった

高校生になって...付き合うことも無く

今まで通りの..."友達"

告白しろよ...ってなるかもだけど

高校生になって、ひとり暮らしを始めた

母親から逃げるためにも...

俺の家には、Broooockの写真ばかり

小さい頃の写真ばかりがある

喧嘩の次の日は、だいたいきまづい

俺から、謝るのは少ない...

今回こそは...俺から、謝りたい

俺も...Broooockと同じだな。

そう思い、机の上にある

パーフレットを手に取る。

俺、Broooockにあんなこと言って

俺はいい...なんて

都合が良すぎるよな...

家に帰ってきても。

ただ、不安でしかない...

また...謝れなかった...

いつも、Broooockから...

いつも...これだ...

俺は

母さんからの恐怖から逃げれずにいる