僕はお医者さんから告げられた言葉はあまりにも残酷で、耳を塞ぎたくなった。
医者
"忘愛症候群"です。
医者
ジョングク
ジョングク
医者
医者
"愛する人の死"
それって…
ジョングク
医者
僕が、死ねばテヒョニヒョンは治る。
けど、僕が死ねばもうテヒョニヒョンに会えない。
つまり、もう僕が生きてる時点でテヒョニヒョンが思い出してくれる事は、ないのか、…
ジョングク
ジン
ジニヒョンに肩を掴まれる
そうだよね… まだ初日。助かる方法はあるかもしれないから。
ジン
ジョングク
医者
ジン
ジン
ジョングク
医者
ジン
医者
ジン
なんて話をし、僕も診察室を後にした。
テヒョナの病室に着くと、怒鳴り声が響いていた。慌ててドアを開ける。
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
あまりにも険相に、ついにジョングガは泣き出してしまった。
その涙は止まるのを知らない。
ジミン
テヒョン
いつもなら、
''もー、泣くなって可愛い顔が台無しだよ!"
それで笑いながら撫でてくれる
勝手に期待して、心はドキドキする。
すると、テヒョニヒョンはまた口を開く。
テヒョン
もう、…僕の何もかもが壊れて、崩れた。
ショックのあまり床にへたりこむ。
吐き気がして、頭が回らなくなって、ぼーっとして 何もかもが僕の心の中で止まった。
ジミン
ジョングク
ジミニヒョンに運ばれ、病院の廊下の椅子に座った。
ショックが大きすぎて、もうどうすればいいのかも、自分ですら分からなくなって。
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジョングク
グシャグシャな顔でこっちを向かれても怒る事すら出来ないジミニヒョン。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
テヒョニヒョンとはまた違く 優しくて、暖かくて けど
やっぱりテヒョニヒョンじゃ無いと駄目なんだな僕。
ヒョン。僕。 ヒョンの為に頑張るから。 だから、
ヒョンも早く僕を思い出して下さい。
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