夢主
わぁ!!美味しそう✨
相澤消太
なんでもいいから、頼め
夢主
ありがとうございます!!
いちごのクレープを頼むつもりだった
しかし、春限定の桜クレープがあったのだ
夢主
桜クレープ!?
夢主
これにします!!
ひとくち食べると、
甘い味が、口の中に広がった
夢主
美味しいです!消太さんも食べます?
相澤消太
...ん、
消太さんに手渡すと、
彼もまたひとくち食べた
夢主
あっ、クリームついてます!!
取ろうとしたが...
相澤消太
お前だってついてる
先に私の方を取られてしまった
夢主
っ、///
夢主
あの、ズルですからね!!///
相澤消太
ずるじゃねぇだろ、
でも、美味しいので許してあげた
相澤消太
これ、贈らせてくれないか
夢主
えっ、!?
桜のヘアピンだった
花は、淡いピンク色で
小さいけれど、惹かれる何かがある
夢主
い、いいんですか!?
相澤消太
あぁ、ダメか?
夢主
わ、私に、似合いますか、ね?
綺麗なものをつけられるほど、
私は、素敵な人じゃないから
遠慮がちになってしまうのだ。
相澤消太
...お前以外に、似合うやつはいない
そう、告げられた
かっと、顔が熱くなる
鼓動も早くなる
私じゃないみたい。
すごく、嬉しかった。






