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これは、私の 5歳の娘の話です。
シングルマザーでいつも仕事が 忙しかった私は、娘に対して、 いつもいつもそっけない態度でした。 直そうとしてはいたものの、 疲れている時に、
娘
娘
と、言われるとついつい イライラして……
ママ
ときつく言ってしまうのは、 非常茶飯事でした。
離婚した事で、子供には迷惑をかけているにもかかわらず、そんな態度で取ってしまう私は自分をとても小さく、醜く感じていました。
そんなある日
娘
娘
5歳の子供が聞くにしては、少し大人びた質問でしたが、いつもの謝罪を込めて、私は真剣に答えました。
ママ
分かりやすいように、目の前の娘お気に入りのジュースにたとえ説明すると、なぜか娘はとても小難しそうなまた、大人びた表情で頷いていました。
次の日の夕方
ママ
娘
ママ
ママ
ママ
その次の日
ママ
ママ
ママ
保育園の先生に聞くと、微笑むばかりで、ついには
保育園の先生
と言われてしまいました。
先生は昔から良くしていてくれたため、先生の言う通り、娘から打ち明けてくれるのを待つことにしました。
そんなこんなで、娘がバッグを膨らまして帰ってきてから約3週間
娘
娘
ママ
ママ
娘
娘
娘
私は泣きそうになりました。
そして少し不思議に思いました。5歳がこんなこと思いつくものだろうか、と。
娘に聞いてると
娘
娘
娘
そこで、最近の出来事に全て納得しました。
だから保育園の先生は、あんなことを言ったのだろうと。
その日は、仕事を全て休み、1時間と言わず、1日を娘に費やしました。
あとから聞いた話ですが、どうやらこれは外国人の女の子が父親にやった話だそうです。
娘の優しさに触れた私は、その日から仕事も頑張ったし、娘へも最大の愛情を与ち続けることを胸に誓いました。
娘が高校になった今でも、その誓は続いています。
今でも私は、この話をずっと最初から最後まで忘れていない。
大切な娘との1番の思い出だから。
終わり。 この話はフィクションです