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救急隊員
いつの間にか救急車が到着していて救急員もスタンバイしていた
一家は救急員に気づかなかった羞恥心を隠す為、苦笑いするしかなかった
救急隊員
豊島父
父親は笑顔だった
瑞季
瑞季は救急員に一礼をして父親の顔を見ずに1人部屋に戻った。父親は救急員の手を借りながらストレッチャーに乗った
豊島父
父親は郁を呼び自分の口元に耳を近づけさせて言った
豊島父
郁は父親の言葉を聞いて笑顔を返した
郁
豊島父
郁の言葉を聞き、父親は安心した。郁は父親を見送った後、家に戻り瑞季の部屋の前まで来た
郁
返事はない
郁はドアを開けた。瑞季はベッドの上で顔を隠し、体を丸くして寝ていた。郁はそんな姉の姿を見てベッドに腰かける
瑞季は郁に気づき、口を開く
瑞季
郁
瑞季は首を振る
郁
郁の言葉に瑞季の脳裏にある人物が浮かんだ
瑞季
郁
郁の言葉に瑞季は決心する
瑞季
瑞季は少しだけ顔を上げた。その顔は笑顔だった。その笑顔を見て郁も笑顔になる
郁
瑞季
瑞季と郁は急いで旅支度を始めた