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私と出会う前の翔太がそこにはいた。
そういえば 私が翔太の存在を認識したのは、いつだったんだろう
クラス替えの後の自己紹介の時?ううん、あの時はまだたくさんいるクラスメイトの中の1人だった。
翔太を翔太として認識したのはいつのことだったんだろうか……。
日記帳の2ページ目を開いてみる。そこには新学期1日目の様子が翔太らしい文章で書かれていた。
4月8日
今日から新しいクラスが始まった。
1、2年で一緒だったやつもいたし知らない子もいたできればみんなと仲良くなってたくさん思い出を作りたい。
そういえば担任は去年から引き続き田畑先生だった。
俺の身体のこともあるのか3年間ずっと一緒だ。
今年もよろしくってことで朝田畑先生が教室に入ってくる時に、黒板消しをドアに挟んどいた←古典的?笑
見事に引っかかった先生にめっちゃ怒られけどまあいいや。
今年も迷惑かけるけど先生よろしくね。
美空
新学期早々先生、先生から全員怒られた記憶はあるけど、あれは翔太たちのいたずらだったんだ。
美空
そう呟くと私は翔太の日記帳胸に抱いて、いつの間にか眠りに落ちていた……。
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
気づくと私は教室の喧騒の中にいた。
美空
確かさっきまで自分の部屋にいたはずだ。
それに……
美空
目の前に広がる光景は、見慣れた高校のものでなく……懐かしい中学の時のもの だった。
美空
翔太の日記を読んで当時のことを思い出したからだろうか?。
夢の中の私は中学三年生の翔太と初めて同じクラスになったあの教室にいた。
アベベ
アベベ
アベベ
アベベ
アベベ
アベベ
♥️→100