テラーノベル
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⚠ATTENTION⚠
・実験施設、人外、能力者パロ ・ソナチ、アメナチ…かも ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
任務帰還の通知は出ない。 それでも分かる。 区画の空気が変わるからだ。
自動扉が開いた瞬間、冷たい外気が流れ込んだ。
火薬と鉄の匂い。
アメリカが先に入る。 無傷に見えるが、靴底に乾いた黒が付着している。
アメリカ
軽く言う。 だがその声は、いつもより低い。
続いてソ連。 軍服の袖口が裂けている。 布の奥に血が滲んでいるが、本人は気にしていない。
ナチスは立ち上がる。
ナチ
ソ連
ソ連が答える。
アメリカ
アメリカが補足する。
軽い、という基準がどこにあるのか。 ナチスは数歩近づく。
ナチ
アメリカが視線を逸らす。
アメリカ
ナチ
ソ連がゆっくりとナチスを見る。
拒絶ではない。 選別する視線。
ソ連
ナチ
ソ連
空気が張る。 アメリカが肩を回しながら続ける。
アメリカ
アメリカ
ソ連
軽い口調。 だが目は笑っていない。
ソ連
ナチは理解しきれないまま、言葉を飲み込む。
ナチ
踵を返し、廊下を進む。
白いドアの前で立ち止まり、 パネルに指を触れた。
《ACCESS DENIED》
赤い表示が淡く灯る。
ナチは動かない。 表情も変わらない。
だが、わずかに指先が止まる。
ナチ
すると、アメリカが横に並んだ。
アメリカ
そう言いながら、ポケットから薄いカードを取り出した。
無機質な色。 施設紋章の刻印。
パネルにかざす。
今度は青。 ロックが解ける。
ナチの視線が、カードに落ちる。
ナチ
アメリカは肩を竦める。
アメリカ
ナチ
ソ連
それだけ。 ナチは一瞬だけ黙る。
自分の知らない許可。 自分を介さない権限。
管理者であるはずの立場。
だが問いは続けない。
ナチ
自分でドアを押す。
白い光が広がる。 医療室。
ソ連が袖を外す。 裂傷は浅い。 だが皮膚の下に、異様な痕がある。 焼けたような線。
ナチ
ソ連
アメリカ
アメリカが笑う。
アメリカ
医療器具の音が小さく響く。
ナチは視線を逸らさない。
完全な説明はない。 だが断片は確かに存在する。
ナチ
アメリカ
ソ連
嘘はない。 ナチは理解する。
守られていた可能性も。 知らされていなかった理由も。
アメリカが包帯を巻き終える。
アメリカ
アメリカ
ナチは首を振る。
ナチ
ソ連の口元がわずかに動いた。
医療室の灯りが静かに落ち着く。
赤い拒否表示は、すでに消えている。
だが、 記憶からは消えない。
To be continued
コメント
3件
ウガッ꒰ঌ( *´˘`)໒꒱尊ぇ、、 ナチスよりソ連やアメリカの方が色々知っててなんか気に留まりますね…ナチスの方が立場が下なのか…?うーん…考察のしがいがあって面白いです…!