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狼男子の可愛い秘密

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狼男子の可愛い秘密

2 - 狼男子くんの過去

♥

35

2024年04月02日

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はる

どうも。めっちゃ最近連載し始めたはるです。

はる

今回は続きの第2巻ですが、海斗くんに
佐奈ちゃんはどんな対応をするのか…

はる

楽しみですね!

はる

それでは…スタート‼︎

佐奈

えっと…し、失礼しました‼︎

海斗

おいっ⁉︎

ガラガラ…ピシャン‼︎

佐奈

(今のは幻覚と思っていい?)

佐奈

もう一回…

佐奈

失礼します…

海斗

佐奈

(い、いる〜‼︎)

佐奈

(落ち着け私…大丈夫…大丈夫だから‼︎声をかけろ‼︎)

海斗

さっきから何してんだよ。

佐奈

もう着替えてる⁉︎

海斗

うぉっ‼︎いきなりでかい声出すなバカ。

佐奈

すみません…

佐奈

というか、さっきのお姿は見間違いでしょうか…

海斗

…んなわけないだろ。

海斗

俺の趣味でやってる。おかしいだろ…

佐奈

?そうは思わないけど…

海斗

は?

とても睨まれ怖かった。でも…

佐奈

趣味は人それぞれだよ。

佐奈

気持ち悪いとかおかしいとか思わない。

佐奈

そうやって誰かが言うんだったら、私はそれを怒るよ。

海斗

…全員そうなんだよ。そうやって言いながら
裏では悪口言って離れていく。お前もそうなんだろ。

海斗

そういうのだったらいらない。

海斗

放っておいてくれ。

海斗は行ってしまった…

佐奈

…なんか、過去にされたのかな?

佐奈

心配…でも、海斗くんにあんな趣味があるとは…

佐奈

いいや。そんなこと言ってたら海斗くんを傷つける。

佐奈

絶対に私はそう思ってないって証明して見せる‼︎

佐奈

同じクラスだからね‼︎ちょっと怖いけど…頑張ろう‼︎

佐奈

海斗く〜ん‼︎

佐奈

あれ?教室にもいない…

佐奈

どこにいるんだろう…

生徒C

どしたん?

佐奈

あっ‼︎えっと…

佐奈

(どうしよう…最初、近寄らない方がいいとか
怖いとか言ってたよね…)

佐奈

(海斗くん探してるとか言ったら嫌われるかな?)

佐奈

(どうしよう。怖い‼︎)

生徒C

おーい。

佐奈

(いや、言わなくちゃ‼︎)

佐奈

えっと、じ、実は海斗くんを探してて‼︎

生徒C

へぇ〜…

佐奈

み、見てない?海斗くんのこと…

生徒C

屋上に行ったの見たけど?
なんかあったの?

佐奈

え?

生徒C

え?どゆこと?

佐奈

いや、嫌われちゃうかなって…

生徒C

え?んなわけないじゃん。
海斗は確かにいい噂は聞かないけど、
佐奈が探してるんだったら何も言わないよ!

佐奈

そっか…ありがと‼︎

生徒C

うん‼︎もっちろん‼︎

佐奈

よし‼︎探すぞ〜‼︎

佐奈はとてもやる気満々であった…

佐奈

はぁ、はぁ、や、やっと着いた…

佐奈

マジで迷子になったよ…

佐奈は15分ぐらい学校内をさまよっていた。

佐奈

広すぎでしょ…

佐奈

あっ‼︎海斗くんいた‼︎

佐奈

かーいーとーくーん‼︎

海斗

うぉっ‼︎

佐奈

ふふっ‼︎見つけた‼︎

海斗

なんなんだよ。放っておいてくれ。

佐奈

放っておけないよ。心配だもん。

海斗

だから‼︎

佐奈

まって‼︎…私はそんなふうに思ってない。

佐奈

これは本当。

佐奈

もし誰かが海斗くんの趣味をバカにしたり、
ふざけて遊ぶんだったら、私がそれを絶対に否定する。

海斗

佐奈

お願い。海斗くんの過去を、
嫌だった思い出を、聞かせてほしい。

海斗

はぁ〜。ったく。分かった。
笑わないようにな。

佐奈

ゼッッッッタイ笑わない。

これは中2ぐらいの話だ。

海斗

っ‼︎おい、やめろ‼︎

生徒D

おい‼︎こんなもんか?オラッ‼︎

俺は一応顔はいい方だったらしくモテていた。

だから、それをよく思っていないのか、いじめられることが多かった。

海斗

っ‼︎くっ。っはぁはぁ。

生徒D

もう終わりかよ。つまんねぇな。
もっと楽しませろよ‼︎オラッ‼︎

海斗

うっ‼︎ゴホッゴホッ‼︎

生徒D

見てるとムカつくんだよなぁ。
やりかえさねぇのか?おい。

海斗

くっ。

海斗

(何か裏がありそうで
やり返せない…)

だが、そんなこと思ってもただ単に殴られるだけだった。

限界が来てしまい、やり返してしまったのだ。

海斗

オラッ‼︎

生徒D

イッテ〜‼︎殴られた〜。

海斗

は?

生徒D

先生とか友達に言っとこ〜。

海斗

おい‼︎おかしいだろ‼︎

海斗

(チッ。やっぱりか…)

そして俺には変な噂ができてしまった。

生徒

なぁ、あいつ先輩のこと
殴ったらしいぜ?

生徒

え〜。こっわ。
近寄りたくもないわ〜。

生徒

声かけただけで殴られそう…
見た目からしても怖いしね〜。

海斗

チッ。

海斗

(どいつもこいつもこんなんだ。
俺の味方なんてどこにもいない…)

これが俺の一つ目に人間が嫌いになった理由。

そしてもう一個ある。それは…

生徒

失礼しま…は?

海斗

あっ。

これは俺の趣味が初めて友達にバレた時だ。

海斗

えっと…

生徒

大丈夫だって‼︎誰にも言わねぇよ‼︎

海斗

見つかったのがお前で良かった。

生徒

おうよ‼︎

最初は安心していた。

だが…違った。

生徒

なぁ。聞けよ。海斗いんじゃん?

生徒

あぁ。いるな。めっちゃ怖がられてるやつ。

生徒

あいつ実はさ、女装とかコスプレ好きなんだってさww

生徒

マジ‼︎気持ち悪‼︎ムリだわ〜ww

海斗

あいつ…

こんなふうに友達に言って、言葉で言っただけで大嘘だったんだ。

だから俺はもう誰かと馴れ合うのはやめた。

ずっと俺は、1人で生きていくことにしたんだ…

佐奈

そう、だったんだ…

佐奈

ごめん、ごめんなさい…

佐奈

私、ウッ。グスッ。ズッ。ウッ。

海斗

は⁉︎お前、なんで泣いて…

佐奈

似たようなことがあったから。

佐奈

思い出したら泣けてきちゃって…

海斗

…そうか。

佐奈

でも海斗くんにそんな過去があったなんて…

佐奈

私はそんなことしない。誰かがまたそんなこと言ったら
私がちゃんと怒るから。お願い。信じるのは難しいかもしれないけど。

佐奈

頑張るから。

海斗

…はぁ〜。ったく。自分の好きなようにしろ。バカ。

佐奈

っ‼︎ありがとう‼︎海斗くん‼︎いや…海斗‼︎

海斗

っっ‼︎

なぜか、佐奈の笑顔がとてもキラキラして見えたのは、気のせいだろうか…

はる

ありがとうございました!

はる

ここまで読んでくれたのすごく嬉しいです‼︎

はる

今回は長くなってしまいました…

はる

これからも応援をお願いします‼︎

佐奈

よっろしっくね〜‼︎

海斗

よろしく。

はる

それじゃあまたね〜‼︎

佐奈

バイバーイ‼︎

海斗

じゃあな。
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