エアル
エアル
トゥール
エアル
トゥール
エアル
フォス
いつの間にかフォスが ベットの目の前に立っている
エアル
フォス
フォス
バサッと布を捲る
その中を見たフォスが 息を飲む音が聞こえた
フォス
涙目になりながら後退る
エアル
フォス
フォス
震えながらフォスは吐いた
エアル
フォス
エアル
フォス
安定していない足取りで 倒れるように抱きついてた
フォス
エアル
エアル
フォス
エアル
エアル
エアル
フォス
トゥールがいる窓際まで フォスを支えて案内し 俺はベットの方へと歩いた
エアル
エアル
ベットの上に転がされていた”ソレ”
エアル
エアル
エアル
エアル
そう、ベット上にあったのは 紛れもない悪魔執事の主 ”天野 リア”の遺体
エアル
遺体にはカセットテープのような物が 首から下げられていた
エアル
じっと見ていると突然誰も 触っていないのにカチッと スイッチが入ったような音と共に 嬢ちゃんの声が鳴った
キャァァァッ!!
エアル
それは耳を塞ぎざる負えない程の 金切り声で部屋のドアの奥から ドタドタドタ!!という足音が 聞こえてきた
エアル
急いでフォスを抱え 窓から屋根の上へと飛び移る
???
ア、アァ……ダイジョ、ブダヨ
ソレから聞こえる声は嬢ちゃんの 声なのに、俺らからすれば 別人のような声に聞こえる
ブチブチと音を切らしながら ”大丈夫だよ”と答えるソレ
???
16人の内の誰かが部屋に入って来て 嬢ちゃんの上半身を起こした
???
───、──────
ソレはもう声を発することは無かった
きっと先程の金切り声で 発信部分が壊れてしまったのだろう
???
エアル
フォス
トゥール
エアル
フォス
3人は屋根の上に呆然と立っていた
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うわぁ…やっと開けたテラー、そしていつもの神作品、 なぜが今回のお話読んでたら現実で一度も嗅いだこともない腐臭が想像できて一瞬吐き気がしてしまった、我ながら凄い想像力だオウェ…