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「白には赤が似合う。」デス族の伝統の言葉。
人間の血がデス族にとって力になる。
デス族は人間が大好き。
でも生かそうとはしない。
デス族はデス族が大好き。
でも大切にはしない。
俺はお兄ちゃんが大好き。
生かそうとはした。
でも、どうでも良くなった。
大切にしたし、生かそうとしたし、
お兄ちゃんが求めている事は全部した。
お兄ちゃんが悪いんだよ?
俺を認めてくれなかったから。
デス族は元々死んでいた。
でも神様の優しさで蘇らせてくれた。
元死者のデス族はいろんなことを知っている。
「デス族は生きていない。幽霊の様なもの。」
「神様が蘇らせてくれたのは、」
「良い行いをして、恵まれなくて、 愛されていない俺らを可哀想に思ったから。」
「人間の命を何度も救ったのに、 人間はそれを認めてくれなかった。」
「逆に俺らを嫌った。」
「だから神様は俺らを蘇らせ、もう一度チャンスをくれた。」
「今の人生で良い行いはあまりしていないけれど、」
「神様は今、それを許してくれている。」
「「今死ぬまでは自分の好きな様にしてあげよう」と、 神様は今日も、明日も俺らを許してくれる。」
なんていう本当なのか分からない昔話を、 デス族は信じている。