めぐみ
うわぁ、ガッツリ山だ、、、。
めぐみ
マジで怖い。
めぐみ
なんなら、
悪寒がしてきたんだけど、、、。
悪寒がしてきたんだけど、、、。
かほ
時は丑三つ時、若人らは噂を頼りに
整備されていない山奥へと向かう。
整備されていない山奥へと向かう。
かほ
、、、こんなの小説のネタにすら
なんないよ。多分。
なんないよ。多分。
はるか
うるさいなぁ、2人共。
はるか
そして、かほの場合は、こういう時でも
小説のことかいな。
小説のことかいな。
はるか
もう、職業病だよ。それ。
かほ
うるさい。はるか。
はるか
うわっ、なにか踏んだ。
かほ
わっ、びっくりしたぁ。
めぐみ
ひっっっ!!
はるか
枯れ木踏んだだけだから大丈夫。
はるか
めぐもこれくらいでびびんないでよ。
めぐみ
あ、、、ごめんなさい。
めぐみ
だって怖いんだもん。
かほ
めぐみ?どうした?
かほ
大丈夫?
めぐみ
なんか、その、あの、頭に
違和感が、、、ある。
違和感が、、、ある。
はるか
ちょ、めぐ、それ本当に大丈夫?
かほ
あっ、でもボクもなんか感覚が
キショイ。
キショイ。
はるか
かほまで!?
めぐみ
まって、涙出てきた。
はるか
めぐ泣いてる(笑)。
はるか
え、なんで泣いてんの?
はるか
もしかして、怖すぎて泣いちゃった?
めぐみ
怖いからとかではなくて、、、キモい。
はるか
キモイ?何言ってんの?
はるか
ってあれ、かほも泣いてる?
はるか
めぐと同じ感じ?
かほ
いや、これは恐怖心から。
はるか
めぐと違って、素直だ(笑)。
かほ
はぁ~、本当にいるんだね、、、。
かほ
はぁ~、やだぁ。
はるか
嫌なら、ここに置いていくよ?
かほ
えっ、、、いや、本当、真面目に
勘弁してくれ。
勘弁してくれ。
めぐみ
あっ!ここ!
めぐみ
ここ、すっごい気持ち悪い!
はるか
ちょ、めぐ。
はるか
うるさいけん、
急に大声ださんといてや。
急に大声ださんといてや。
かほ
いや、めぐみの言う通り。
かほ
なんかここが今まで以上にひしひしと
何かを感じる。
何かを感じる。
はるか
本気、まじで?