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風が冷たい夜、

服を着てベランダで私はぼーっとする

私たちは、

触れ合ってしまった以上、

もう戻れない、

どんなに戻りたくても

だけど、私は、

あなたに触れたいと思っていた

それが叶ったのだから、いいじゃない、

これ以上

私たちは、

触れ合ってしまっていいの?

西畑大吾

何してるん?

佐藤はる

ぼーっとしてた、

西畑大吾

そっか、

佐藤はる

って、う、上、来てよ、!

顔を見たつもりが、上の服を着ていなかったあなたを見てしまって、

余計に顔が赤くなってしまう、

西畑大吾

何恥ずかしなってんの?

西畑大吾

さっきまで裸見せあってたのに

そういうの、ずるいよ、

そういう言葉を彼女さんにもかけてる、

嫉妬しそうだった、

嫉妬される側だってわかってるのに、

西畑大吾

顔赤なってるけど、

西畑大吾

わざと?

佐藤はる

赤いのは、

佐藤はる

顔だけじゃ、ない、

心もだよ、

心も体も、

あなたに染ってしまってるの、

佐藤はる

私、

佐藤はる

西畑くんとこのまま終わるの、

佐藤はる

嫌だよ、

西畑大吾

ん、俺も

西畑大吾

なぁ、

西畑大吾

もっかいだけ、

西畑大吾

せぇへん?

佐藤はる

え、?

西畑大吾

今日だけでもいいから、

西畑大吾

俺に溺れて、

ベランダでのキスに、

少し恥ずかしさを感じたけど、

そんなことは私たちの世界に入ってしまえば

なんともなかった、

ふたたび部屋に入って、

ベッド上にふたり、

服も気づけば身にまとっていない、

「入れるで、」

その言葉でまた同じ時間が繰り返される、

だけど少しだけ違った、

このひと時だけ、

西畑大吾

俺ら、

西畑大吾

出会ってなかったらどうなってたんやろな、

悲しい目で私を見つめてくる、

佐藤はる

私たちって、

佐藤はる

なんで出会っちゃったのかな、

私も同じように質問する

西畑大吾

出会ったらあかん関係なんかな、

西畑大吾

俺はそうは思わんけど、

佐藤はる

え?

西畑大吾

あ、腰の動き止まったな?

佐藤はる

え、ちょ、

私たち、

本当に出会ってよかったの?

神様、

どうして私たちを引き合わせたの?

私たちはこんな関係でよかったの?

前の私たちみたいに、戻れないの?

それとも、

私たちは結ばれる関係になるの?

私は、どうしたらいいの?

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