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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

失礼しますー!

みこさん、お見舞い来たよ〜。

🌸.

あ、えっとー…

🌸.

確か昨日も来てくれた…

🌽.

白上フブキだよ〜。

🌽.

やっぱ、覚えるのも難しそうかな…?💦

🌸.

ごめんにぇ…、

🌽.

全然、大丈夫だよ!!

🌽.

それよりもみこさんは大丈夫?

🌸.

大丈夫だにぇ

🌸.

あの、すいちゃんは…

🌽.

今日も元気そうだったよ。

🌸.

良かった…

🌽.

すいちゃんは、みこさんのことだけ忘れてるけど

🌽.

それ以外は覚えてるみたいだけど…

🌸.

…?

🌽.

みこさんを庇った時の影響で腕を骨折しちゃったらしくて…

🌸.

え、?

🌽.

確かに、昨日は包帯とか巻いてなかったから白上も気づかなかったけど

🌽.

周りに心配かけたくなくて、隠してたっぽい…

🌸.

🌸.

みこのせいで…、

🌽.

🌽.

あ、そうだ!

🌸.

🌽.

みこさんに、これ持ってきたんだ〜!

そう言って、彼女は鞄から薄い紙で包まれた何かを取り出す。

🌽.

はい、これ!

🌸.

これって…

🌸.

たい焼き!?

🌸.

美味そう…(´・﹃・`)

🌽.

一応、病院の許可もらってるから食べてもいいよ。

🌸.

ホント、!?

🌸.

いただきまぁーす!

🌽.

(美味しそうに食べてる…笑)

🌽.

(ほんと、みこさんは…)

🌽.

可愛いなぁ、笑

🌸.

え?

🌽.

ん?

🌸.

い、いやなんでもないにぇ…!💦

🌽.

そっか(?)

🌸.

(今…、みこのこと可愛いって…⸝⸝‪)

20分後…

🌽.

じゃ、今日はもう帰るね〜。

🌸.

うんっ!

🌸.

その…、たい焼きありがとにぇ!

🌽.

また、明日も買ってくるね。

🌸.

え、いいの?

🌽.

白上は、みこさんの喜ぶ顔が好きだからさ…笑

🌽.

じゃあ、また明日

そう、行ってフブさんは病室を出ていった。

🌸.

あー、フブさんもいないし暇だにぇ…

病室にいる時は基本暇で仕方がない。

一応、テレビはあるし、雑誌や本などは親が持ってきてくれているから多少は暇つぶしになるが

流石に、飽きてくる。

🌸.

はあ…

🌸.

つまらないにぇ…

でも…、これがみこに対しての罰ならまだ軽い方だ…

🌸.

(あの時…、みこが…)

あの日の事故のことは記憶喪失になっても脳内にジリジリと焼き付けられている。

🌸.

(ううん、こんなこと考えてても仕方ないにぇ…)

🌸.

(暇だし、ちょっと病院の中歩こーっと!)

🌸.

(どこ行こっかなぁ…)

🌸.

とりあえず、こっち行こ〜!

🌸.

(わっ、なんか変なとこ来ちゃったにぇ…)

☄️.

🌸.

🌸.

(あれはすいちゃん…?)

🌸.

(話しかけたいけど、昨日みたいに冷たくされたら悲しいからやめとこ…)

🌸.

(でも、すいちゃんどこに行ってるんだろう…?)

🌸.

気になるにぇ…

☄️.

☄️.

(誰か後ろつけてきてる…?)

そう、思い後ろを振り返ると…

🌸.

|ू•ω• )チラッ

☄️.

☄️.

(また、あの子か…)

☄️.

あのー

🌸.

Σ(OωO )ビクッ!?

☄️.

さっきから着いてきてるみたいだけどあたしになんか用?

🌸.

えっと…

🌸.

(どーしよ…)

🌸.

き、昨日はごめんにぇ…

☄️.

え、昨日?

🌸.

急にすいちゃんにぶつかっちゃって…

☄️.

☄️.

なんであたしの名前知ってんの?

🌸.

え、えっと、それは…

☄️.

☄️.

ま、別にいいけど

☄️.

ストーカーするのやめてくんない?

🌸.

え、?

☄️.

いや、誰がどう見たってやってる事ストーカーだから

☄️.

てか、フブさんとお友達なの?

🌸.

わかんない…

☄️.

はあ、?

🌸.

みこ…、フブさんのことはよく分からないにぇ…

☄️.

あっそ

☄️.

じゃ、もうストーカーしてこないでね。

🌸.

え、あ…

🌸.

行っちゃった…

🌸.

(すいちゃんは…、本当にみこのことだけ忘れちゃってるんだ…)

それは、何よりも恐れていたこと…

恋人に忘れられてしまうなんて、信じたくなかった…。

☄️.

あー、やっぱ屋上の風は気持ちいいなぁ〜

☄️.

☄️.

(なんで、あたし事故にあったんだろ…)

☄️.

(普通に過ごしてたら、事故に遭うなんて到底ないのに…)

☄️.

(ま、骨折だけで済んだし良かった方か…笑)

☄️.

(でも、本当にあたしは骨折だけなのかな…?)

☄️.

ま、別にいっか〜。

☄️.

うっ…、頭がクラクラする…

☄️.

んっ…、、

☄️.

バタッ…

すいちゃん、!?

☄️.

…?

☄️.

(なんか、視界がぼやけて…)

🌸.

🌸.

(すいちゃん、大丈夫かな…?)

🌸.

(ついて行くなって言われたけど、様子見に屋上行ったら…)

🌸.

(まさか、すいちゃんが倒れちゃうなんて…)

☄️.

ッ…、

☄️.

んっ、

☄️.

あたし、何が…

🌸.

すいちゃん!?

🌸.

もう、大丈夫なの?

☄️.

また、貴方…?

☄️.

もう、着いてくるのはやめてって…

🌸.

ごめん…

🌸.

すいちゃん…

☄️.

何?

🌸.

みこのこと…、なんも覚えてない?

☄️.

知るわけないじゃん

🌸.

そう…だよね、

🌸.

(みこは…、何を期待してたんだろう…)

☄️.

てか、早く出てってよ

🌸.

え、?

☄️.

ストーカーが自分の部屋いるとか不愉快なんだけど…

🌸.

そ、そうだよね!

🌸.

ごめんにぇ…

そう、すいちゃんに言って病室を後にした。

☄️.

☄️.

(なんで、あんなに悲しそうなの…?)

☄️.

(お互い他人なのに…)

『気持ちわる…』

🌸.

🌸.

(すいちゃんは…、みこといると不幸になっちゃうのかな…)

師走

ってことで今回はここまで〜

師走

ちなみにすいちゃんは自分が記憶喪失ということを知りません。

師走

みこち以外のことは覚えているので、、

師走

そもそも、本人が記憶喪失だって言っても認めなそうなんで(偏見にも程がある)

師走

ってことでおつ主〜

『君だけしか覚えていない私と私だけを忘れてしまった君』

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