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あ、めたくそ良い人やん←今更かよ
みんな良い人達ですね!!これから、どうなるのか気になります。
紫
紫
紫
光樹くん
光樹くん
だから…私は…
紫
光樹くん
光樹くん
紫
光樹くんは迷っていた 私の背中を
そっと押してくれた。
…私なら、きっと大丈夫!!
奏…。ごめんね…
私は…。やっぱり…
奏の事が、 大好きだよ…!
だから…
もう一度だけ…。
貴方に 会いたい…!!
俺の言葉に、紫は 走り去ってゆく…。
…なんの躊躇いもせずに。
目頭が熱くなってゆく。
光樹くん
光樹くん
光樹くん
光樹くん
光樹くん
目から溢れ出る涙が自分の頰を伝っている。
それは、何故だか
永遠に続くかのような 気がしてくる。
光樹くん
光樹くん
光樹くん
光樹くん
光樹くん
光樹くん
俺は、紫の走った 方向に向かって
思いっきり叫んだ。
何度も何度も、叫んだ…。
届く事なんて ある訳ないのに…。
俺は叫んだ。
紫が失恋した、あの日。
海に向かって叫んだ理由。
…今なら分かる気がする。
紫なら大丈夫。
紫なら、自分で幸せを掴む事が出来るから。
…心から、そう思えた。
その頃…
俺は、呪文を唱えていた…。
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
シュンッという音。
その音と共に、俺の目の前で 俺のための地図が
描かれてゆく…。
…この術を使うのは、 久しぶりだったから
上手く使えるか 不安だったけど…。
ちゃんと術は効いたみたいだ。
これで、いいんだ…。
本当は、もう二度と
この術をを使うものか、と 思っていたけれど…
…先輩のためなら。
もう一度だけ、使っても良いと思えたんだ。
何故なら…
…先輩には、幸せになって 欲しいから…。
そしてもう一つの術を…。
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
伊織くん
さっきと同じ、シュンッ という音。
その音と共に、俺は途端に 星のような光に包まれて…。
そう、俺は…
今、風になる…。
急げ…!!
急げ急げ…!!!
紫
紫
伊織くん
…まずい。
俺の秘密を、知られたかも しれない…!?
でも。
たとえバレたとしても…!!
いいんだ…!!
紫
紫
紫
紫
先輩の必死な表情。
もし、俺の秘密がバレたら…。
いや、大丈夫。
先輩なら、きっと言わないで くれるはず…。
…そうだ。
絶対言わないでくれる。
俺は、先輩を…
信じます…!!!!
伊織くん
伊織くん
伊織くん
先輩は、優しく微笑んで、 俺に言う。
紫
紫
先輩…。
絶対、幸せになって 下さいね…!!