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ー別の日の任務ー
中也
中也
敵
敵が次々と倒れていく
敵A
中也
敵A
中也
バンッ!!!と足を撃たれる
中也
中也
敵B
中也
敵B
中也
敵B
中也
ボキッ…嫌な音が響いた
中也
全身に痛みが走った。
中也
敵B
中也
痛い。
中也は足を引き摺りながら歩く。
中也
足を引き摺るたび、鈍い痛みが骨に響く。
立っているだけで、視界が少し揺れる。
中也
ギリ、と歯を噛みしめる。
中也
通信機に手を伸ばす。
中也
中也
中也
一歩踏み出すたび、骨の奥が軋む。
足に力が入らず、体が傾く。
中也
壁に手をつき、なんとか立ち直る。
中也
中也
太宰の顔が浮かぶ。
あの静かな目。
次も頼む
と言った声。
中也
中也
だが――
視界が暗転しかける。
耳鳴り。
膝が、がくりと落ちる。
中也
その瞬間。
――ズン。
空気が、歪んだ。
中也
重力でも無重力でもない、
“異常な圧”。
中也
低い声が、背後から聞こえる。
???
中也
ゆっくり振り返る。
中也
そこに立っていたのは、太宰だった。
コートの裾が揺れ、目は笑っていない。
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰は中也の足を見る。
血。
不自然な角度。
太宰
中也
中也
太宰
太宰は、はっきりと言う。
太宰
太宰
太宰
中也
中也
太宰はしゃがみ込む。
中也と視線の高さを合わせる。
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
声が、震える。
中也
太宰は一瞬、目を伏せる。
太宰
太宰
太宰
その言葉に、中也の胸の奥が、じわっと熱くなる。
太宰
中也
太宰
太宰は迷いなく、中也の腕を肩に回す。
中也
中也
太宰
中也
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
涙が出そうになるのを、必死で堪える。
中也
太宰
太宰
中也
太宰は、少しだけ力を込めて支える。
太宰
中也
中也
中也
二人の足音が、夜の街に遠ざかっていく。
ー医務室ー
カーテンが引かれ、消毒薬の匂いが漂う。
中也はベッドに座らされ、医師が足を固定している。
医師
医師
中也
医師が去り、室内に残ったのは――
太宰と中也、二人だけ。
沈黙。
太宰は立ったまま、腕を組み、何も言わない。
その“何も言わなさ”が、異様に重い。
中也
中也
太宰
中也
太宰
低い声。
遮るように、名前だけを呼ぶ。
中也
太宰は、ゆっくりとベッドに近づく。
視線は、包帯で固められた足に落ちている。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰の声は静かだ。
けれど、感情が抑え込まれているのが分かる。
太宰
中也
中也
太宰
一瞬、空気が凍る。
太宰は顔を上げ、はっきりと中也を見る。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
太宰は、拳をぎゅっと握る。
震えている。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
喉が詰まる。
中也
中也
太宰
中也
中也
中也
中也は、拳を握りしめる。
中也
太宰は、深く息を吐く。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰は、そっと中也の額に手を置く。
怒りを抑え込んだまま、優しく。
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰は背を向け、カーテンへ向かう。
太宰
太宰
カーテンが静かに閉まる。
中也
中也
中也
中也は、包帯の上からそっと足を押さえる。
中也
中也
――その言葉は、
初めて“自分のため”に選ばれたものだった。
コメント
2件
これはちゅやが認められたってことであってるのか?