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咫穏
紅紫
紅紫
紅紫
小物入れから取り出したのは
咫穏
なんの宝飾もないシンプルなデザイン
咫穏
紅紫
咫穏
咫穏
誰にもらったのかはあえて聞かない
咫穏
ややこしいことに巻き込まれる前にさっさと退散しよう
紅紫
咫穏
紅紫
紅紫
咫穏
咫穏
紅紫
咫穏
紅紫
頬が少し赤みかかっている
咫穏
紅紫
はったりを言ったつもりだったが、どうやら図星のようだ
咫穏
っていうか
咫穏
紅紫
紅紫
咫穏
思わずため息をつく
咫穏
咫穏
咫穏
咫穏
さりげなく公園のベンチに視線を向けると──
元ピアニストが立っていた
咫穏
紅紫
怪訝そうに尋ねる
咫穏
紅紫
鳥の子(煙玉)を取り出し、口火に点火する
それを地面に投げ、ばぁんと音が鳴った
紅紫
煙が消散したあと、咫穏の姿はどこにもいなかった
咫穏
咫穏
一安心する
咫穏
“あなたを束縛したい”
咫穏
咫穏
呑気に会話なんてしてない
咫穏
ピザまんを買うため、コンビニへと向かった
コメント
3件
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