⚠️注意⚠️ 闇堕ち エセ関西弁 下手
俺の人生が変わったのは…
いつだったっけ。
ああ、そうだ。
中学2年生からだ
中学2年生
モブ1
宮治
モブ1
双子だから学年が上とかは無い。
だからただ単に疑問に思ったんだろう。
宮治
モブ2
宮治
モブ2
モブ2
モブ2
宮侑
モブ1
モブ2
宮侑
別にこの事はなんとも思わんかった。
けど、あの日からは…
次の日
ツムと早めに朝練に来て練習しようと思って
朝練が始まる30分前に体育館に来た
準備をしとる時、体育館裏から声が聞こえて
ツムと一緒に覗いてみた
モブ1
モブ2
モブ2
モブ1
モブ2
モブ1
モブ2
モブ2
モブ2
モブ1
モブ1
2人
モブ1
モブ2
モブ2
モブ1
俺は怒り。というよりは
悲しさでいっぱいになった。
俺自身には実力というものはなく、ただ
ツムの双子やからスタメンに入れたんや
ツムの双子やから皆にすごいと言われるんや
じゃあ、今までツムより凄い思っとった自分は?
今までツムと張り合ってきた自分は?
あぁ、今までの俺、
馬鹿やん
気づいたら隣に居たはずのツムはいなくなっとって
モブたちのところに向かって行っていた
宮侑
モブ1
宮侑
モブ2
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
2人
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
いつも喧嘩ばかりのツムが俺のために怒ってくれて
嬉しかった
けど、あの言葉は2人の本心や。
ツムがどんなに怒ってもあいつらの本心は同じや
宮侑
宮侑
宮侑
宮侑
この勢いはやり始めたら止まらない。
練習する時間もなくなるしツムを何とか抑えようとする
宮治
宮治
宮侑
宮侑
宮治
宮治
宮治
宮侑
このとき初めて作り笑いをした。
ツムは何か言いたそうやったけど俺は気付かないふりをして
その場をやり過ごした。
その日から俺のことは言わなくなった。
という訳でもなくキレたツムにムカついたのか
ツムがいない所であの日よりも酷く言われるようになった。
そのことを知らないふりをして、
メンタルが削られながらも俺は
頑張っていつも通りを演じた。
高校1年生
練習試合が終わって
涼んでた時、俺らのファンが言っていた。
モブ3
モブ4
モブ4
モブ3
別にどっち派とか、そういうのは昔から言われてきたから慣れてた
モブ4
モブ4
モブ3
モブ4
モブ4
モブ3
モブ4
モブ4
モブ4
モブ3
モブ3
モブ3
モブ4
俺は耐えきれず体育館に逃げるように入った
角名倫太郎
角名倫太郎
宮治
宮治
また作り笑いをする
あの日から毎日作り笑いをするようになってしまった。
もう作り笑いが当たり前になってしもたんや
角名倫太郎
角名倫太郎
宮治
何故か込み上げてきそうなものを頑張って抑えて
俺はまた、笑った。
宮侑
お風呂に入ってるとき、さっきのことを思い出して
抑えてた涙が溢れた
なんでこんなことで泣いとるんや
世界には俺より不幸な人が沢山いる
誰からの愛を貰っていない人
学校に行く度新しい痣が増える人
大切な人を失った人
産まれてこれなかった人
そこまで考えて思ってしもた
宮治
宮治
そうや。
俺が産まれてきてしまった事が悪いんや
もし俺が産まれてこなかったら
侑はもっともっと、今より凄い選手になってた
もっともっとイケメンになってた
こんな悲しい思いをしなかった
バレーをしなくて済んだ
侑の弟だからってあんなこと言われずに済んだ
あぁ、俺はなんで
なんでッッ
宮治
高校2年生
それとなく将来の話になった
宮治
宮侑
宮侑
宮治
何となく分かってた
人一倍バレーを愛してる侑はきっと
選手になるだろうって
宮侑
宮侑
宮治
宮侑
宮侑
宮治
宮侑
宮侑
宮治
俺はもうこれ以上
バレーなんてやらなきゃ良かった。
なんて、思いたくない
毎日そんなことを思って、毎日泣いてる
きっとバレーをやめたらそう思わなくなる
宮侑
宮侑
宮侑
ごめんな。侑
こんな勝手な弟で
ごめんな。侑
産まれてきてしもて
宮治
宮侑
宮治
宮侑
次の日
あれから侑とはギクシャクしたまま終わって
今日は部活が休みやから直で帰る
もちろん、侑とは帰らん
宮治
両親は共働きで侑もまだ帰ってきてないらしく
俺の声に返答するやつはおらんかった
階段を上っている時に思った。
侑は有名なバレーボール選手になったら
きっとインタビューされる
そしたら双子の弟がいるってことも知られるだろう
そしたらまた、生まれて来なければよかったのに。や
宮侑選手の双子の弟は
宮侑選手と違って実力なんてなく、努力もしないで
侑の弟ってだけで強豪校のスタメンに入れてたって
言われるんか
宮治
途端に全身が痛くなって手すりに掴まった
手も痛くて力が入らなくて立つのがやっとの状態だった
試合中、どこに打てばいいのか考える頭が痛い
スパイクで体をひねらせる時に使うお腹が痛い
スパイクを打つ時に欠かせない腕が痛い
高くジャンプをするための脚が痛い
この痛さは全部、バレーのことや
宮治
頑張って歩こうとしたら足を滑らせて
上を向いた状態のまま
床に吸い込まれていく
あぁ、こんな辛い思いをするなら死んでしまった方がマシか
このまま生きとったら
俺はいつまで
人並みという
宮兄弟という
侑の双子の弟という
重荷を
背負っていけばいいん
1週間以内に♡50いったら続き書こっかなって思ってる
いかなかったら書かないと思う