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ヒロシ
ふぁ～。
ヒロシ
朝か
ヒロシ
はぁ、今日学校行きたくないな
それもそうだ
昨日あんなことがあったばかりなのだから
ヒロシ
はぁ、とりあえず下に降りるか。
ヒロシ
おはよー。
ヒロシ
って、あれ？
ヒロシ
母さん？
ヒロシ
まだ寝てるのか？
ヒロシ
でも、この時間に起きてないはずは無い。
ヒロシ
とりあえず部屋へ行ってみよう
ガチャ
ヒロシ
母さん。
ヒロシ
って、何で居ないんだ？
ヒロシ
母さん。
ヒロシ
おっかしいな
ヒロシ
どうしたんだろ
ヒロシ
もしかして、まだ仕事しているのか？
ヒロシ
心配だなぁ
ヒロシ
よし！電話してみよう
プルルルル...
プルルルル...
プルルルル...
ヒロシ
今忙しいのかな。
ヒロシ
まあ、そのうち帰ってくるだろ
ヒロシ
朝飯食お
プルルルル...
プルルルル...
家の固定電話が鳴った
ヒロシ
ん？学校からか？
ガチャ
ヒロシ
はい、もしもし
諏訪部
あ、もしもし高木さんのお宅で間違いないでしょうか？
ヒロシ
はい
諏訪部
突然すみません、私、警視庁の諏訪部と、申します。
ヒロシ
け、警察!?
ヒロシ
な、何ですか
諏訪部
落ち着いてください。貴方が悪いことした訳では無いですから。
ヒロシ
そ、そうですよね。すみません。
諏訪部
いえいえ、では本題に入ります。
ヒロシ
は、はい
諏訪部
落ち着いて聞いてください。
諏訪部
貴方のお母様の小百合さんが、今日の朝、5:00頃に倒れているところを巡回中の警官が発見しました。
ヒロシ
え...母がですか？
諏訪部
はい、最悪心肺停止はしてはいませんが、かなり深刻な状態だと医師は言っています。
ヒロシ
は、母は助かるんですよね！？
諏訪部
今の段階では、厳しいかもしれないと医師は言っています。
ヒロシ
そんな...
諏訪部
今から、貴方を迎えに行きます。
諏訪部
だから、そこから動かないでください。
諏訪部
大体30分程で着きますので
ヒロシ
わ、分かりました。
諏訪部
では、失礼します。
ヒロシ
はい、お待ちしております。
俺は腰が抜けた。
ヒロシ
か、母さん....
俺はもう何もかもが分からなくなった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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