作者_ヰ緒
作者_ヰ緒
作者_ヰ緒
注意書き ・捏造万歳 ・アザカゲの腐向け作品…のはず(多分) ・作品投稿日22/3/15
あらすじ ある日依頼をこなしていたカレコレ屋のシディ・ヒサメ・カゲチヨの3人は帰路についていた。そんな時、急な目眩が3人を襲った。 そして事態はカゲチヨが目を覚ましたことにより、カゲチヨ自身が望まぬ展開へと進む……。
カゲチヨ
カゲチヨ
ジャラッ___
カゲチヨ
カゲチヨが目を覚ますと、そこは見知らぬ施設のようなところだった。 しかも、壁に繋がっている鎖に手足を拘束されているためまともに動かすことも出来ない。
カゲチヨ
カゲチヨ
暫くして誰か来る。 そんな気配がした…。 コツ、コツ、コツ、___ 吸血鬼の目は暗闇の中でもよく見える。 だからこそ、カゲチヨは近付いて来る者の正体を即座に把握し、そして自身の全身の血が煮えたぎっていくのを感じた。
カゲチヨ
???
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
この状況からの打開策など無いに等しい。どうしようも無い現状に焦りと不安がカゲチヨの心を蝕んだ。
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
鈴の耳飾りの吸血鬼
は? 今なんて言った??? ヒサメ?シディ?
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
鈴の耳飾りの吸血鬼
鈴の耳飾りの吸血鬼
途端、首元に走る痛みにカゲチヨは顔を顰める。 一瞬何をされたか理解できなかった。 しかし、薄れゆく意識の中で己の体が書き換えられるような感覚に陥った。
カゲチヨ
目が覚めると、先程の場所とはまた違う場所に連れてこられた様だ。 カゲチヨが居る場所は簡素なつくりで、自分が繋がれているキングサイズのベッドしかなかった。 自分は一体どれぐらい寝ていたのだろうか。 この部屋は窓が無いため時間帯を把握することが出来なかった。 ___ガチャ
鈴の耳飾りの吸血鬼
ドクンッ____
カゲチヨ
心臓が激しく鼓動する。 そして、自分の喉が急激に渇いていくのを感じた。 目の前の吸血鬼から目が離せない。 苦しい、苦しい、苦しい
カゲチヨ
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
何を言っているか理解できない。 苦しい、苦しい、苦しイ 欲しい、ほしい、ホシイ _____何を?
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
鈴の耳飾りの吸血鬼
カゲチヨ
誰が敵に血をねだるやつがあるか。 精一杯の力を振り絞り誘惑を拒絶する。
鈴の耳飾りの吸血鬼
そう言って例の吸血鬼は部屋から出ていった。 拒絶したはいいもの、尚も喉の渇きは満たされることがない。この先の見えない地獄が後どれだけ続くのか、想像することすら出来なかった……。
コメント
1件
すごい小説書くのうまいですね!!