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色の大切さ

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色の大切さ

2 - 医者からの告げ

♥

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2023年02月09日

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寧々

えむ

医者

俺は心配になって病院にきた

医者

天馬さん、103ゴウシツへお願いします

はい

失礼します……

医者

はい、こんにちは

医者

色が見えない、ということですかね?

あ、はい

先日朝起きたら全てか
灰色で。。

医者

そう……ですか

医者

では検査をしましょうか

全ての検査がおわり

医者

落ち着いて聞いてください

医者

あなたは余命半年です

医者

そう長くは生きられません

はっ……!?

嘘だろ……!?

なぁっ…!なぁ……!!

医者

……本当のことです

医者

これから急に発作がでたり
体調が悪くなったりパニックになったり
することがあると思いますので
気をつけてください

医者

では……

っ……

嘘だ……なんでっ…なんで俺が!!

あと半年で…スターになんて……っ

あいつらだって……

……あ

分かったぞ……とっ

……大丈夫だ、俺は半年間…全力で……っ!!

(時間だ……急がなければ)

っ……

((ダメだっ……目眩が……っ

たっタッタッタッ((舞台裏に
駆け込む

舞台裏

((なんでステージに来ただけで……!!

カヒュッ…

((これがパニック障害と言うやつか?

カヒューゴホッ

あ゛ぅッ……

((なんで……俺がっ…なんで…なんで……っ!!)

カヒュッゴホッはっ……はッ…カヒュッ

((意識が……っ

((立ち上がろうとしても
立ち上がれない……っ

((体が動かない……っ

る…いっ……たすけっ……てッ

((声が……っ

カヒュッゴホッカヒュッゴホッ……う゛ぁ゛ッ

う゛ぅッ……うぅ゛っ……泣

((なんで俺じゃなきゃ……っダメなんだよ……っ!!

寧々

さっき司が舞台裏に駆け込んで……

舞台裏……見に行こうか

えむ

うんっ!

((るい達の……声っ……

カヒュッゴホッ……ハッ…あ゛ぅ゛ッ

司くん!!

はぁッ……るッ……い…ッ

無理に喋らなくていい、家まで連れて
いくよ

えむくんと寧々は色々買ってきてくれ

寧々

うん、!わかった

僕の家まで連れていく

それまで待っててくれ……っ

はっ……カヒュッ……あ゛がッ…ヒュッゥ

((まずい……っ

凄い熱だ……一体何を、、、

ハッ……カヒュッゴホッ…ヒュッヒュー

落ち着いて、司くん

あ゛ぅッ……がッ……

寧々

はぁっ……はぁっ……

寧々

えむ足早すぎ……っ

えむ

つつつつかさくんっ!!

えむ

ええっと……えっと……

寧々

これ!タオル、

寧々

ごめん、司((タオルを押え付ける

あ゛がッ!?う゛あ゛ッ……あ゛ッ……

寧々

バッ……((離す

はぁっ……はぁっ…

落ち着いたかい?

寧々

大丈夫?かなりしんどそうにしてたけど……

えむ

司くんっ、、大丈夫っ?

……あぁ

神様、どうか

俺をもう少しだけ ここに置いてください

っ……

嫌でも俺が死んでしまう時の事を 想像してしまう

俺が死んだらえむ達は泣いてくれるだろうか

大丈夫、きっと……きっと泣いてくれる

でも悲しい思いはさせたくない

アイツらが知らないところで死にたい

気づかないで欲しい

えむ

司くん!!!

え、っ?

何回呼んでも頭を抱えたままだった
から焦ったよ……

え……あ……っすまん

薬とかはあるかい?
持ってきてるなら鞄から……

やめ……てくれ、!

俺の鞄の中には確か診断書が 入っていた

はぁっ……はっ……

お願い……だっ…やめ…て……くれっ

えっ…?あ、わかったよ

喋るだけで息がきれる

寧々

つ、司!そんな急に喋ったら……

う゛ぁ゛ッ……

数時間後

気がつくと俺は類のベットで寝ていた

((あ……俺倒れて…

おや、起きたみたいだね

あ、あぁ、ありがとう

こんな遅くまでありがとな……
俺は帰る

いや、それは大丈夫だよ

咲希くんに連絡を入れといたからね

安心して、体調が悪いことは
言ってないさ

……ありがとな

((またこんなとこまで気を使わせて
しまった……

そういえばえむと寧々は……

あぁ、2人ならお風呂に入っているから
終わったらご飯としようか

お粥でいいかな?

あぁ、大丈夫だ

えむ

類くーん!!あれっ…司くん起きてるよ!寧々ちゃん!

寧々

え?あ、ほんとだ

寧々

おはよう司。もう大丈夫なの?

少し熱があるだけだ。かなり落ち着いた。ありがとな

寧々

ではリビングに行こうか

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