司
類
えむ
寧々
司
トタ…トタ……(壁にもたれながら進む)
類
司くん、大丈夫かい?
司
少し…ふらつくッ……だけだ
席に付いて
ひとつの部屋に4人の声が響く
えむ
このおかゆ美味しぃっ!!
寧々
うん、類にしてはなかなかやるじゃん
えむ
あれ〜?でもるいくんのだけ
お野菜入ってない!!
お野菜入ってない!!
寧々
((それが狙いか……
司
((ここで言っていいのだろうか
司
((俺が……この会話に幕を閉めてしまうことになるだろうか
類
司くん?
司
あ、、考え事をしていた
司
……((大丈夫だ
司
あ、あの
寧々
何?どうしたの?
司
飯を食べ終わったらセカイにいかないか?
司
は、話したいことが……ある
類
僕はいいけど…体調は……
司
大丈夫だ、悪くなったら帰る……
えむ
じゃああたしも行きたいなっ!
ミクちゃんたちに会いたいし!!
ミクちゃんたちに会いたいし!!
寧々
そうだね。じゃ、行こっか
そしてみんなでたわい無い話を しながら
ご馳走様でした。 こんな声が部屋に響く
司
((少し残してしまったな。。
司
すまないな、類。少し残ってしまって……
類
あぁ、大丈夫だよ。今の状態じゃまともに食べれないと思うしね
司
……ありがとう
寧々
じゃあセカイ行こっか。
えむ
じゃあ行くよっ〜!!
えむ
こんにっちは〜!!
ミク
あっ!!えむちゃーんっ!!
カイト
おや、みんなで揃ってどうしたんだい?
寧々
いや、司がセカイに行きたいって……
事情を説明する
ミク
えーっ!?司くん、お風邪なの……?
司
あぁ、……
司
((大丈夫だ……話せる…話せる……
何故こんなにも話そうと思っているのに 声が出ないのだろう
えむ
司くん?
司
……あの、えっと…
カイト
……?
司
((そうだ、診断書、!
司
((ガサゴソ
司
これ……っ
寧々
診断書……?天馬司
類
以下の人物は当病院の検査の結果
余命半年とみなす……?
余命半年とみなす……?
えむ
色覚異常、、っ
カイト
これは……っ
寧々
な、なんかのドッキリ……?笑
司
……っ((うつむく
類
((そうか……やっぱり…
ミク
し、色覚異常ってなに……?
寧々
多分この感じだと色が分からない…
とかかな……
とかかな……
司
……そうだ
類
……ギュッ
類
ごめん……っ気づけなくてごめんね…っ泣
司
あ……ぁ……
司
ブワッ((涙が溢れる
司
類っ……類…ッ
司
俺……まだ生きてたい…っ泣
司
死にたくなんて……ないッ…
カイト
よしよし……大丈夫だよ…
数分後
カイト
落ち着いたかい?
司
ありがとうございます。
司
帰るか……
類
うん、そうしようか
類
寝床はどうしようか……
類
とりあえず寧々とえむは隣の部屋のを
使ってくれ
使ってくれ
類
司くんは僕のを使っといてね
類
僕はガレージにいるから
何かあったら連絡してね
何かあったら連絡してね
司
ガレージ?ガレージは寒くないか……?
類
あぁ、あそこは僕の作った暖房があるからね、そこまで寒くはないよ
司
……そうか
類
じゃあ僕はガレージで作業をしてくるね
司
あぁ、……おやすみ
えむ
ねねちゃーんっ!!
寧々
ぅわっ!?
隣の部屋からえむと寧々の声が 聞こえる
この声を聞くことも…いつか…… 許されなくなる
司
((ずっとここにいたい……ここで死にたい
そう考えているうちに俺は眠りについた
司
ん?ここは……
司
あ、おーい、えむー!!
司
((聞こえてないのか……?
えむ
ねー司くん、もう死んじゃうなら
ショー辞めちゃえばいいのにね〜笑
ショー辞めちゃえばいいのにね〜笑
寧々
ほんとそれ笑死ぬならいる意味ないし笑邪魔だしね笑
類
そうだね笑
司
は……
司
お前ら……何言って…っ
類
____くんっ!!
類
司くん!!
司
あ……夢…
類
起こしてしまってすまない……
酷くうなされていたようだったから…
酷くうなされていたようだったから…
司
いや…大丈夫…だ
司
((頭が割れるように痛い……っ
司
((耳鳴りが続いているせいで
意識もままならないしな…っ
意識もままならないしな…っ
類
もう少し寝るかい?寧々達は起きているけど、、
司
……大丈夫だ、起きれる
えむ
あっ!!司くんおはよっ!!
寧々
おはよ司
司
おはよう
そこからはオレの体調は良くなって行った ______最初だけは







