この作品はいかがでしたか?
64
この作品はいかがでしたか?
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ただ1人を殺すだけ
殺さなきゃならない
白いあの彼と同様に 時間が有り余っている お題ではないから すぐに殺さなきゃならない
殺すのは慣れている
だから紫の彼を殺した。
これで俺は一匹狼ではない
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ぺ「…それにしてもこの本はなんなんだろ」
ぺ「さっきから何冊もの本を見てるのに破かれているか白紙しかない。」
ぺ「そろそろ何かしらの書いてある本が出てきてもよくね?」
どれもこれも白紙ばかりで つまらない
ただオブジェの為に 置かれているのかと思い始める
するとスノードロップという 題名の本が落ちていた。
どうせこの本も題名はあって 中身は何も無いんだろう
今まで見てきた本もそうだった
だけどこの本だけは違った
誰かのを参考にしたような物語
中身は残酷で俺達に似ている
このスノードロップの 元の場所を探った
1箇所だけ隙間が空いていたから 元の場所はそこなんだろう。
一応その本の近くを探したけど 中身が描かれているものは これだけだった。
とりあえず中身をパッと見る
本の最後らへんの ページは破けていた。
凄く不気味な本で
絶対に誰かが取った後だ
近くには破り捨てられた紙
紙を繋げて読むと 明らかにお題のようなもの
嫌な予感を察した俺は 急いで集合場所へと向かった
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「……1人殺したか…」
ぺ「おい皆ッ!!」
ぺ「誰かッ…いる?!」
レウ「…だれが?」
ぺ「ぜッ…全員!!」
ロボ「…」
コン「…死神くんが居ないね」
ぺ「…ッ…もしかしたら何処かで迷ってるのかもしれない、探しに行こう…?」
ら「…それはなんで?」
ぺ「…この紙が、破り捨てられてて…」
ショ「それはやばいな、早く探しに行かないと。」
コン「……探しに行かなくていいよ。」
ぺ「え?」
”皆さん、これで4日目が終了させて頂きます!”
ぺ「…死神は?死神は生きてるの?」
”さぁ、知りませんよ。”
”貴方達が生存確認できていないのに私が教えられるわけないでしょ?”
”いわゆる、ネタバレってやつ”
”これがゲームです!”
”それよりいいんですか?そこの白い彼”
”そろそろ食わないと腐りますし、綺麗に消してあげないと失礼でしょう?”
きょ「…クソみたいな話を持ち込みやがったな」
”クソって……”
”ふッ…私はその方が可哀想だから言ってあげたんですよ、貴方達の事を気遣って教えてあげたのに……”
”…まぁ”
”何処の得体の知れない馬の骨より面識のある者に殺さた方が少しは光栄と感じてポディティブでやっていけば良いんじゃないでしょうかねぇ?”
”それに皆仲良くじゃなくて嫌われて仲良く死ぬんですからWinWinの関係では?”
”死に方も私だけ不公平で羨ましいですね。”
”まぁ嫉妬しても意味が無いのは知っておりますが。”
”それでは良い夢をご覧下さい”
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「……スノードロップの本取られたけど良いのか?」
「実際このステージのこの本達はこの異空間で起きた物を記録する物でしょ?」
「処理したけどゲームの記録は処理できないんだから。」
「……なんで最初のステージを使わなかったんだ?」
「血溜まりも痕跡も何もかも処理したってのに」
「まぢ無駄な時間過ぎる。」
”…別に記録を知られたってゲームの記録だけだろ?”
”俺達の記録に関してはマリーゴールドとキンセンカの本だけを持っていればいい。”
”それだけだろ。馬鹿かよ”
「俺は主催者じゃないから馬鹿でいいの」
「………ちょっと外れるわ」
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ぐち「今日日常国担当の国は何処?」
とも「俺らだよ。」
ぐち「毎度毎度早くからすみません。」
とも「全然いいよ。」
とも「それより、もっと協力してくれる国を増やした方が良いかも…」
とも「組織でもいいから。」
とも「限界組は運営固定だから無理でしょ?赤髪国、尾白国だけで日常国、我々国を相手にするのいつか身体を壊す。」
とも「ミナミノツドイさんとか……」
ぐち「……考えときます。」
な「それでは我々尾白国は我々国担当なんで行ってきます。」
ぶる「貴方達限界組メンバーは4人なのでらっだぁさんの運営代わりとなってくださいね。」
あろ「勿論です。」
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ら「目の前に居たのになんで消えたんだろうね。」
たら「さぁな。」
ら「消えてから1日は経ってるよ。」
げん「そうだね。」
ら「…痕跡も無いしさ、」
ら「まじどこ行ったんだよ。」
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辛いだろ。
でもお前だって分かるだろう
コイツらは相応しくないんだ
コイツらが黒い幕を閉めたんだ
何処の世界でも次元でも
コイツらは相応しくない。
俺とお前はただ 正反対な道を歩んだだけ
裏腹な世界なだけ。
コメント
14件
ゲームをしてるみんなは軍の世界の人なのか…? 最初紫の彼が56された。=死神くんがいなくなった 前回の話の最後と繋がってると思うと死神くんを56したのが誰なのかわかりそうだよなぁ
とりあえず花言葉を調べたけど(私がバカだから)あんまり意味なかった()