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𝑆𝑎𝑛.
410
#世界一の殺し屋
ぐら🐹💛🐈⬛
4,246
339
東京・深夜。
高層ビル最上階
エレベーターの扉が静かに開いた
管理人
黒いスーツ姿の男達が無言で立ち並ぶ。
重苦しい空気。
かほ
小さく息を飲む。
その隣にはもう1人連れがいる
二人は今日、この組織の幹部たちとの面接を受けるために呼ばれていた。
おうが
おうがが珍しく小声で言う
かほ
おうがが笑う
おうが
その一言で2人の雰囲気が変わる
大きな黒色の扉が開く
その先は天井が高く、静まり返った部屋
階段状になった広いホールの最上段。
1人の男が足を組んで座っている
その両脇にはそれぞれ違う雰囲気をまとった五人の幹部。
誰も笑っていない。 その視線だけで空気が重くなる。
幹部が静かに告げた
?
最上段の男が静かに口を開く。
?
2人はゆっくりと顔を上げた
?
短い一言 それだけで充分だった。
座っていた紫髪の男がふっと笑う
?
どこか軽い口調
?
そう言って視線が止まる
「かほ」
部屋が静かになる
?
その一言に、他の幹部たちも初めてかほを見る。
紫髪のもう一人の男が腕を組んだ。
?
?
冷静そうな白髪の長い髪の男も資料をめくる。
?
また静寂。 今度は全員の視線がかほへ集まる。
少しだけ肩に力が入る
……見られてる。
すると、チャラそうな紫髪の男が立ち上がり こちらに向かってきた。
?
かほ
?
かほ
?
?
かほ
?
ニコッと笑う
でも、その笑顔の奥に鋭さがある。
?
かほ
かほ
その答えに、部屋の空気が少し変わる。
?
紫髪の男は口角を上げた。
?
その時
後ろから1人の男が口を開く。
?
低く短い声。
?
部屋が静まり返る。
2人とも迷わなかった
仲間です。
?
かほ
おうが
総長が初めて小さく笑った
?
?
次におうがが1歩前に出る。
?
おうが
?
おうがは迷わずに答える。
おうが
おうが
おうが
その瞬間
チャラい紫髪の男が吹き出した。
?
?
?
急に笑顔が消える。
?
部屋の空気が凍る。 おうがは一度も目を逸らさなかった。
おうが
……。
数秒。 誰も口を開かない。 やがて総長が立ち上がる。
?
その一言だけだった
2人は思わず姿勢を正す
?
?
そう言うと早朝は部屋を後にした
扉が閉まる直前。 チャラい紫髪の男が振り返り、かほにだけ聞こえるくらいの声で笑う。
?
?
ウインクを一つ残して去っていく。
かほは思わず固まる。
その横で、さりげなくおうがが前に出る
さりげなくかほの前に立つように
それを見た紫髪の男はクスッと笑った
?
?
扉がゆっくり閉まる。 静まり返った部屋で、2人はようやく大きく息を吐いた。
おうががぽつりという
おうが
その一言に、張り詰めていた空気が少しだけほどけた。
──第2話へ続く。
コメント
3件
第1話、お疲れさまです! 一気に引き込まれました。高層ビル、重い空気、並ぶ幹部たち——冒頭から画面越しに緊張が伝わってきました。特に「女が来るのは初めて」という設定がすごく気になります。かほの芯の強さと、おうがの仲間を守る姿勢がしっかり描かれていて、二人の関係性にすでにグッと来てます。紫髪のチャラついた口調の裏にある鋭さもいいアクセントですね。続きがすごく気になります……!