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プラネットデストロイヤーに対する対処法は、現在までに発見されていません
遭遇した場合は、逃げられるものだけが直ちに逃げて下さい。
プラネットデストロイヤー、通称惑星殺しの生態はよく分かっていません。
現在までに確認した情報は、惑星殺しの生息数は約500体
無人惑星は200年に1度、有人惑星は1000年に1度彼らの対象になります。
プラネットデストロイヤーは全長約4173000㎞から約5億光年までに大きさを変えることが出来る巨大生物です。
外見は、人型のものが主ですが今までに、ライオン型やムカデ型が確認されていますが、意思の疎通が出来るのは人型以外確認されておりません。
彼らは主に惑星又は銀河を捕食する事で飢えを凌ぐことが出来ます
彼ら曰く、有人惑星の方が美味いがとある組織との制約で、無闇に有人惑星を捕食してはいけない事になっているとの事です。
現在までにプラネットデストロイヤーを撃退した事は無く、彼らの対象にされた惑星が無事であった事はありません。
彼らは危険な生き物です。助かる術はありません。
とある研究室
ニンリル
私、ニンリルは今、神は存在するのかについて研究している。
最初はすっごく面白かったけど、今となっては全くつまらない。
どうせ神なんていない、そう脳が結論づけてしまうのだ。
ニンリル
ニンリルはそう一人つぶやいて、テレビをつけた。
ニュースキャスター
ニンリル
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニンリル
ニンリルの中で何かスイッチが入った。
ニンリル
ニンリルは、ソファに放置していた携帯端末を拾って、謎の物体について調べ始めた。
流石はインターネット、メディアでは流されないとても詳細な情報が沢山出てきた。
人工衛星が撮影した写真からは、プラネットデストロイヤーでは無いかという説も上がっている。
ニンリル
ニンリル
別にプラネットデストロイヤーがこの星の側に現れたからと言って、何か問題があるわけでは無い。
プレアデス星団の中心惑星プレアデスは、他星からの侵略を防ぐ為にバリアが張ってある。
プラネットデストロイヤーに勝てるかは未知数だが、まぁそんなに慌てる必要も無い
ニンリル
ニンリル
行動の早さは、ニンリルの長所であり、また短所だ。
ニンリル
ニンリル
「はじめまして!私はプレアデス星人で、研究者のニンリルです」
「もし君がプラネットデストロイヤーで、この通信が届いたら、私に連絡してねっ」
ニンリル
我ながら上出来だ、とニンリルは思った
文章としては親しみやすくて良いかも知れないが、人によっては馴れ馴れしいとも思われてしまう。
勿論の事、ニンリルはそんな事微塵も思っていない。
ニンリル
研究室でニンリルはハイテンションに叫んだ
暗い宇宙の中、プラネットデストロイヤーの青年エンリルはプレアデスのバリア近くまで接近していた
エンリル
エンリルはプレアデスに来る前、いくつかの星を見てきたが、プレアデス程美味しそうな星は見つけられなかった。
エンリル
エンリル
エンリルは、彼にとってビー玉くらいの星を見つめる
打開策は見つからない
その時、プレアデスからフリーのテレパスが届いた
何かヒントになるかもしれないとエンリルは思い、テレパスの内容を開く
「はじめまして!私はプレアデス星人で、研究者のニンリルです」
「もし君がプラネットデストロイヤーで、この通信が届いたら、私に連絡してねっ」
好都合だ
この内容を受諾すれば、プレアデス星人に関する情報を手に入れる事が出来るかもしれない
エンリルはそう考え、プレアデス星人への返信を考え始めた。
コメント
2件
設定が神ってる この続きめちゃくちゃ気になる... このまま絶望へ進むのも良いし、和解するのも良いし... あー、想像が捗ってしまう( ´ ཫ ` )