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複雑すぎるぅ、
まじで読んでてニヤケちゃいますって…笑 🍵さんの感情がどんどん出てきてる!!関係ごちゃごちゃになってきた〜でもそれが面白いんですね 続き楽しみに待ってます!
🌸🌸と🍵くんの複雑な関係ッッ!わかった時、どうなるんだろ...、 👑ちゃん可愛すぎない、?!超可愛いッッ、 🍵くん、笑ったり、ちゃん付けで呼んだり元の🍵くんに戻って行ってるのかな...? 頭痛すぎて考察できないので寝ますッ!!とりあえずほのぼの尊いってことだけッ!早く風邪治しますッ!(38.2℃)
ぬしぬし
ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
5月下旬。
午後4時を少し回った廊下は、陽の光がやわらかく反射していた。
まだ夏の手前で、窓の外の風があたたかい。
けれど、靴底が床を打つたび、俺の歩調だけが少し遅れていた。
前を歩くのは、みこと、なつ、こさめ、いるま、らん。
みんな笑っている。
どうでもいい授業の話や、購買で買ったパンの話。
そんな日常の音が、俺には遠くに聞こえた。
いるま
いるまが笑いながらなつを突く。
なつ
こさめ
なつ
笑い声が、夕方の光の中に弾けた。
みことが苦笑して「まぁまぁ」と宥めるように声をかける。
その何気ない姿が、俺にはまぶしかった。
俺だけが、違う場所に立っているような気がした。
………やっぱり苦手だ。
そんなことを思っていると、ふいにみことが振り返った。
みこと
すち
みこと
すち
みことは一瞬目を瞬かせて、笑った。
みこと
すち
みこと
そのやりとりに、なつが「いや聞いてなかっただろ」と突っ込み、いるまが「それな」と笑った。
こさめが小さく「すっちー教えるの上手そうだね!」なんて言って、みんなの笑いがまた一度重なった。
俺は少しだけ肩を落としながら、視線を少し上に向けた。
みことがふいに前を歩くらんに声をかける。
みこと
らん
らんが振り返った。
俺と視線が合う。
その瞬間、時間が一瞬止まったように感じた。
らん
らんの声は小さかった。
でも、耳の奥でくっきりと響いた。
息が詰まる。
心臓が一拍遅れて動く。
………まさか
いや、まさかじゃない。
わかっていた。
数年前にひとつの家庭を、俺は壊した。
あのとき泣いていた少年。
手を伸ばすこともできず、ただ命令に従って刃物を突いた。
俺が殺した男の──子ども。
みこと
すち
らんは首を傾げたが、すぐに笑って「気のせいか」と言った。
笑った顔に、ほんの少し残る影。
俺の目には、それが過去と重なって見えた。
夜の寮の部屋。
時計の針は六時半を回っていた。
窓の外では、夕暮れがまだ残っている。
みことはベッドの端に腰を下ろし、ギターを抱えていた。
音を合わせるでもなく、ただゆるく弾いている。
俺はベッドに寝転んで、天井を見上げていた。
いつの間にか、瞼が重くなって、ほんの少しだけ眠った。
──鼻歌が聞こえる。
目を開けると、みことがギターを軽く爪弾きながら、小さな声で歌っていた。
夕方の光がまだカーテンの隙間から差している。
空気が流れて、部屋が淡く揺れた。
みこと
すち
みこと
すち
みことが小さく笑う。
そして、ふと口を開いた。
みこと
すち
みこと
俺は少し眉を寄せた。
すち
みこと
そう言って、みことは机の上に置いていた紙を二枚手に取った。
何も言わず、少し不器用に折り始める。
すち
みこと
数十秒の沈黙のあと、みことは出来上がった二つの紙飛行機を掲げた。
みこと
すち
みこと
窓を開ける。
冷たいけど、どこか夏の匂いが混じった風が流れ込んだ。
前髪が少し揺れて、みことの笑みがその向こうに見えた。
みこと
すち
みこと
みこと
すち
みこと
みことがにやりと笑って、紙飛行機を指先でつまむ。
俺は少し考えて、言った。
すち
みこと
みことは嬉しそうに声を上げて、手を差し出してくる。
みこと
俺は少し視線を逸らして、そのまま窓際へと歩いた。
みこと
すち
みこと
慌てて否定するみことに、思わず口元が緩む。
笑いが落ち着いたところで、俺は紙飛行機を静かに放った。
一瞬、風を掴んだかと思ったが、紙飛行機はくるりと一回転し、部屋のテーブルに落ちた。
すち
みこと
すち
みことがくすっと笑う。
みこと
そう言って放たれたみことの紙飛行機は、風に乗ることもなく、真下に落ちた。
すち
みこと
みこと
俺は思わず吹き出した。
みことが両手を上げて、嬉しそうにこちらへ体を向ける。
すち
みこと
みことが驚いたように目を開いた。
みこと
ハッとした。
笑っていたのか、俺は。
心の奥が一気に冷える。
みこと
すち
みことは満足気に、俺の名前を呼びながらこちらに近づいてくる。
そのままみことは、テーブルの角に足をぶつけた。
みこと
声が響いた。思わずみことが片足を押さえて飛び跳ねる。
すち
言葉が口の中で止まる。
“気をつけろ”と“みこと”が、頭の中でごちゃ混ぜになって、口から出た音が勝手に変わった。
一瞬、空気が止まった。
みこと
みことが目をぱちぱちさせる。
頬に夕日の名残が当たって、赤く染まっていた。
すち
みこと
すち
みこと
みことは顔を輝かせながらぐいっと近づく。
俺は半歩引きながら、「うるさい」とだけ返した。
みこと
みこと
すち
みことは、俺の紙飛行機を持ち上げて、見つめながら微笑んだ。
その瞳の奥を、俺は見ないふりをした。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし