TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

次の日 今日は、大事な日。 先に、向井さん、宮舘さん、亮平さんの衣装合わせがあり、その後、SnowManみなさんと打ち合わせ。

橘(後輩)

桜井チーフおはようございます!

桜井凪沙

おはよう……

橘(後輩)

そろそろ来られますね!

桜井凪沙

うん

するとエレベーターが開き、 向井さん、宮舘さん、亮平さんが降りてきた

桜井凪沙

おはようございます。
今日はよろしくお願いします

宮舘涼太

おはようございます!
よろしくお願いします

向井康二

おはようございます!
よろしくお願いします

阿部亮平

おはようございます……

桜井凪沙

では、衣装室にご案内します。

すると…… 「はい。」と真っ先に、返事をしてくれた方がいた…… えっ……今の声、、聞いた事ある、、、 間違えない…… 聞きたかったけど、聞きたくなかった…… 亮平さんの声だ……

衣装合わせが無事終わり、次は打ち合わせ。 橘ちゃんが、衣装合わせのメンバーを打ち合わせの部屋へ案内してくれ、 私は、後から来られる、メンバーのみなさんの、お迎えに、エレベーターへ向い、打ち合わせの部屋へ案内した。

桜井凪沙

こちらのお部屋になります。

岩本照(リーダー)

ありがとうございます

桜井凪沙

どうぞ、みなさんお座りください

9人

はい

桜井凪沙

では、ポスター撮影の打ち合わせ初めさせていただきます…

9人

お願いします。

桜井凪沙

お願いします

橘(後輩)

お願いします。

早く忘れたい…… もう、忘れる。 凪沙はそう思いながら、打ち合わせを進めていたが、途中で、言葉につまってしまった……

橘(後輩)

桜井チーフ?
大丈夫ですか?

9人

大丈夫ですか?

桜井凪沙

あっ……すみません。

大丈夫です。続けます。

パッと時計を見ると、打ち合わせを初めて、2時間くらい経っていた。

桜井凪沙

あっ、みなさん、休憩挟まなくて大丈夫ですか?
打ち合わせ、もう少しありますけど……

すると……

佐久間大介

ちょっとトイレ行きたいから休憩したい。

向井康二

俺も!

桜井凪沙

すみません。気がつかなくて。

じゃあ、30分ほど休憩入れます!
また30分後に戻って来てください

9人

はい。

打ち合わせ中に、言葉に詰まるし、、、 休憩をもう少し早く入れるべきだった…… 配慮が足らなかった…… みなさんに申し訳ないことした……

桜井凪沙

橘ちゃんも休憩して来て。

橘(後輩)

大丈夫ですか?桜井チーフ。

体調悪いんじゃ?元気ないですけど。

桜井凪沙

大丈夫だよ。
ちょっと寝不足続きだからかな。

橘(後輩)

無理しないでくださいね。

桜井凪沙

ありがとう

そう言って、私は部屋を出て、近くにある、広場に空気を吸いに出た。

桜井凪沙

はぁ、、、

仕事に支障が出ちゃってる…… はぁ、、最悪。 すると……

佐久間大介

やっほー

深澤辰哉

凪沙ちゃん

桜井凪沙

えっ

佐久間大介

また、「えっ」って言ってる笑

深澤辰哉

凪沙ちゃんって本当面白いね笑笑

桜井凪沙

あの……どうして……

佐久間大介

いや、ちょうど、凪沙ちゃんが見えたから、話しに来た。

桜井凪沙

私にですか……?

深澤辰哉

あのさ……

最近、亮平と会ってる?

桜井凪沙

……

えっ……なんで? その名前は聞きたくなかった…… もう、忘れたかったのに……

佐久間大介

凪沙ちゃん?大丈夫?

佐久間大介

打ち合わせ中も、元気なさそうだったから……

と佐久間さんが心配してくれている…… この2人は知っているから、話しを濁さなくても大丈夫だよね……

桜井凪沙

会ってないです。

佐久間大介

やっぱり……

桜井凪沙

でも、もう、会うの辞めます……

佐久間大介

えっ!なんで?

深澤辰哉

えっ?

佐久間大介

もしかしてさ……


あの記事見た?

あの記事って……熱愛のことじゃん

桜井凪沙

はい……

佐久間大介

あっ…

あれ違うよ?

違う?

深澤辰哉

凪沙ちゃん、あれ……


嘘だから

桜井凪沙

えっ……

えっ…待って…? 嘘? どういうこと?

深澤辰哉

ごめんね。
俺らから伝えることじゃあないけど、
伝えた方がいいと思って……

佐久間大介

亮平もさ……

毎日、あんなに、にやにやしながらスマホ見てたのに…最近全然だから……
凪沙ちゃんと会ってないのかなって……

なに?どういうこと? 何が嘘なの? 教えてください……

佐久間大介

亮平のインスタとか見た?

桜井凪沙

見てないです。

佐久間大介

やっぱり……

亮平の言った通りだ……

桜井凪沙

言ってた通りって……?

佐久間大介

あの記事が出たあと、俺ら全員に相談してきたの。
大事にしたい子がいるって。

深澤辰哉

そうとう焦ってたみたい……
俺らを急に集めて、相談してきたから。

大事にしたい子…… 凪沙は、その「大事にしたい子」しか頭に入っておらず…… 「全員に相談してきた」というところを聞き逃していた……

佐久間大介

今、インスタとかで、
あの記事は誤報って出してるの……

深澤辰哉

でも、その子は、俺に興味無いから、
インスタとかチュックしてくれないと思うって……

桜井凪沙

あっ……

興味無い…… すると……

桜井凪沙

なんでインスタに……

渡辺翔太

その子に連絡取れないって……

亮平、かなり焦ってたよ。

連絡取れない……? 興味無い…… それって…… 私のこと?

宮舘涼太

もしかして傷つけたかもって……

目黒蓮

だから、早く会って謝りたいって……

向井康二

ちゃんと話がしたいって……

桜井凪沙

ん?

えっ……?ちょっと待って! この声…… 後ろを振り返ると… そこには、全てを知った、メンバーが来ていた。 照さんとラウールさんは、亮平さんのそばにいるのか来てない…… 凪沙は、びっくりして……

桜井凪沙

えっ……なっ…

なんで?

渡辺さんたちがここに……

佐久間大介

凪沙ちゃん、

もしかしてさ……


俺、さっき全員にって言ったの聞いてなかった?

桜井凪沙

全員に……?

佐久間大介

やっぱ聞いてなかったか笑

佐久間大介

もう、メンバー全員知ってるから大丈夫だよ。

佐久間さんにそう言われ、 凪沙は、やっと理解した!

桜井凪沙

あっ!

佐久間大介

やっと理解してくれた?笑

桜井凪沙

はい……

亮平さんと会わなくなってから、 LINEも電話も無視していた…… すると、、、

深澤辰哉

凪沙ちゃん、今、俺らが、色々話してるけど、その意味分かってる?

意味……

佐久間大介

亮平、待ってるよ

桜井凪沙

待ってる?

佐久間大介

うん。
俺から行っても、あの子を
傷つけるからって言ってた。

渡辺翔太

もう、傷つけたくないんだって。

傷つけたくない……

宮舘涼太

それに、、、

亮平の言ってるあの子って……

あの子って…… 誰のこと?気になって仕方ない。

佐久間大介

凪沙ちゃんのことでしょ?

グッと、その言葉が刺さった。 みなさんの真剣な顔を見ればわかる。 でも…… 私は、最後まで話してくれないと疑ってしまう。 たとえ、その確率が99%でも、 あと、1%を疑ってしまう…… 私のことだよね? 信じていいんだよね?

目黒蓮

会いに行ったら?

桜井凪沙

でも……私……

深澤辰哉

亮平、言ってたよ。

待ってるって。

桜井凪沙

えっ……

渡辺翔太

凪沙ちゃんの心が動くまで待ってるって言ってたよ

あっ……あの日…… 亮平さんが、帰って来れない日、LINEで、 「明日絶対会おうね」 って……言ってた。 「明日会おうね」でもよかったのに…… 「絶対」って……

次の日会えなかったけど…… 亮平さんは、ずっと待っててくれてたんだ……

会って話すべきなのか…… 話さない方がいいのか……

深澤辰哉

俺らが話せるのはここまで。

渡辺翔太

あっ……時間やばい!

時計を見ると……打ち合わせの始まる5分前だった。 みんなが、ドアを開けて戻ろうとしている……

桜井凪沙

あっ……あの……

扉の前で、メンバーがこっちを見ている

桜井凪沙

ありがとうございました。

ちゃんと言わなきゃいけない言葉。 すると……みんなが…

佐久間大介

頑張って

目黒蓮

きっと、亮平なら大丈夫だよ。
守ってくれるよ

渡辺翔太

きっと大丈夫だから。

応援してる。

宮舘涼太

頑張って

深澤辰哉

頑張って

向井康二

頑張ってな

と言って、みんなは笑顔を向けて、 部屋に戻って行った

凪沙も打ち合わせの部屋に戻った

打ち合わせを予定通り再開し、 色々、ポスター撮影に向けての話し合いを進めた。 打ち合わせは、思っていたより早く終わった。

桜井凪沙

本日もありがとうございました。

橘(後輩)

ありがとうございました。

9人

ありがとうございました。

SnowManのみなさんをエレベーターまでお見送りするため、 後ろをついて行く。

私……どうしたらいいんだろ…… 亮平さん… 後ろを歩いてるため、亮平さんの背中だけが見える

会いたいし…… 話したい…… 私の本当の気持ち。

桜井凪沙

ありがとうございました。

と、橘ちゃんとお辞儀をした。 SnowManのみなさんが乗る、 エレベーターのドアがしまる瞬間…… パッと顔をあげると… 亮平さんと目が会い、、、 亮平さんは、私を見て、大好きだった笑顔を向けてくれた。

どうしよう…… 打ち合わせが終わり、パソコン作業を初めようと思っていた…… 最近の私は、後輩から心配されるくらい 元気がなく、仕事にも集中できていない。 今日こそは、仕事に集中しようと思っていたのに…… あの男は、一瞬たりとも忘れさせてくれない。

数時間前、佐久間さんから、「亮平待ってるよ」と一言。 この言葉を信じていいのか。 私が向き合おうとしなかったせいでもある。 今更、会いに行って許して貰えるのか。 でもあの笑顔…… 私の大好きな笑顔……

桜井凪沙

はぁ、、

橘(後輩)

凪沙さんお先に失礼します。
明日から、休みなのでゆっくり休んでくださいね。

後輩に気を使わせている……

桜井凪沙

お疲れ様。

ありがとう。

そういうと橘ちゃんは「失礼します」と言って帰った。

桜井凪沙

帰ろうかな……

スマホを見ると、まだ既読をつけてない、 亮平さんのLINEが残ったまま。 ちゃんと話して、解決しないと…… よし。 凪沙は、鞄を持ち、走って会社を出た

私を探し続けてくれた人……

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

19

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚