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初 恋

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初 恋

1 - 初 恋

♥

260

2021年11月16日

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初 恋

楽しげにクラスメイトと会話する彼 いつの間にか僕の視界には彼しか居なかった

楽しそうに笑う彼が可愛くて 気づけば僕も微笑んでいた

彼の一つ一つの仕草が可愛くて ずっと目で追っていたくて

僕、恋してるんだ

そう確信した時にはもう、遅かった

隣のクラスの美人と付き合ったらしい

その噂は一瞬にして広まった

お似合いだね そんな言葉を聞く度に、僕の心は締め付けられた

でも、付き合ってから 彼はぎこちなく笑うようになった

どこか、悲しげな そんな笑顔だった、

ぁ、青くん、っ

ぇ、?

今日一緒に帰らない、?

付き合ってからだろうか 彼はよく僕に話しかけてくるようになった

ぁれ、彼女さんはいいの、?

もちろん、2人だけで一緒に帰りたかった だけど僕は、その子には勝てないから

いいんです、っ

帰りましょっ

彼は笑顔で僕の腕をひいた

彼の手を繋ぎながら帰る、いつもの帰り道

なんで僕達、手繋いでるの、?

少し笑いながら彼に聞くと、 こうした方が暖かいですよ なんて、

そんな、思わせぶりな様な事言わないでよ 諦めたのに、また好きになっちゃうよ

夕日に染められて綺麗な踏切を2人で渡りながら たわいも無い会話をする

学校での彼とは違って、この時間だけは 楽しそうな笑顔を僕だけに見せた

付き合うのが、

青ちゃんだったら、よかったのに

彼は笑い話のように小さく呟いた

好きだよ、

黄くんのこと、誰よりも

僕は足を止め、彼の目を真っ直ぐに見て 彼に告げた

はぁ、…

もっと早く、

言ってくださいよ

夕日に照らされながら、涙を流し笑う彼と 僕は優しく唇を重ねた

ℯ𝓃𝒹

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コメント

8

ユーザー

好きだあ!!美人の女の子どうなったんだろう…?まぁ別にね…青黄が幸せだったら何でもいいやぁ!

ユーザー

٩( ᐛ )و

ユーザー

うおおおおぉ好きだァァ!

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