初 恋
楽しげにクラスメイトと会話する彼 いつの間にか僕の視界には彼しか居なかった
楽しそうに笑う彼が可愛くて 気づけば僕も微笑んでいた
彼の一つ一つの仕草が可愛くて ずっと目で追っていたくて
僕、恋してるんだ
そう確信した時にはもう、遅かった
隣のクラスの美人と付き合ったらしい
その噂は一瞬にして広まった
お似合いだね そんな言葉を聞く度に、僕の心は締め付けられた
でも、付き合ってから 彼はぎこちなく笑うようになった
どこか、悲しげな そんな笑顔だった、
黄
青
黄
付き合ってからだろうか 彼はよく僕に話しかけてくるようになった
青
もちろん、2人だけで一緒に帰りたかった だけど僕は、その子には勝てないから
黄
黄
彼は笑顔で僕の腕をひいた
彼の手を繋ぎながら帰る、いつもの帰り道
青
少し笑いながら彼に聞くと、 こうした方が暖かいですよ なんて、
そんな、思わせぶりな様な事言わないでよ 諦めたのに、また好きになっちゃうよ
夕日に染められて綺麗な踏切を2人で渡りながら たわいも無い会話をする
学校での彼とは違って、この時間だけは 楽しそうな笑顔を僕だけに見せた
黄
黄
彼は笑い話のように小さく呟いた
青
青
僕は足を止め、彼の目を真っ直ぐに見て 彼に告げた
黄
黄
黄
夕日に照らされながら、涙を流し笑う彼と 僕は優しく唇を重ねた
ℯ𝓃𝒹
コメント
8件
好きだあ!!美人の女の子どうなったんだろう…?まぁ別にね…青黄が幸せだったら何でもいいやぁ!
٩( ᐛ )و
うおおおおぉ好きだァァ!