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鯨燈一
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悩みを抱える男女四人の話
過去のトラウマ 咲河 碧斗
全て夢なら良かった
今から三年前の春
楽しいことや苦しいことは それなりにあると人は言う
でも、僕は、苦しいことばっか
僕の日常は、虐待から始まる
咲河 碧斗
咲河 碧斗
毎日、暴言を吐かれるのが日課
「お前なんか産まなきゃ良かった」 「目障りだから、早く消えろ」 「視界に入るな、気持ち悪い」
咲河 碧斗
お気に入りの公園のベンチ
家に居るのが辛いときや、そもそも居られないときはよくここに来る
今日も一人だって思ったのに
愛野 陽奈
学校でのイジメっ子がいた
咲河 碧斗
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
クシャッ(碧斗の髪を掴む)
咲河 碧斗
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
愛野 陽奈
その後も、蹴られたりした。
愛野 陽奈
でも、今日は案外すぐ終わった
咲河 碧斗
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
ボロボロな僕に声をかけたのは
鏡 凛華
美しく風に靡く髪 整って可愛い顔 天使のような綺麗な声
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
半ば強引に引っ張られた
鏡 凛華
綺麗な桃色の桜の木の下のベンチ
そこに座り、少女は地面に片膝をつき、絆創膏を僕の腕や足に貼った
咲河 碧斗
鏡 凛華
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
とても元気な子だった 可愛かった 綺麗だった 美しくかった 天使みたいだった
鏡 凛華
丁寧、とは言えない程度の貼り方
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
鏡 凛華
咲河 碧斗
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
咲河 碧斗
ピロン
鏡 凛華
咲河 碧斗
鏡 凛華
愛野 陽奈
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不在着信
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
咲河 碧斗
愛野 陽奈
愛野 陽奈
咲河 碧斗
「お前なんか」 「取り柄のない」
「喋った人はみんな友達」
咲河 碧斗
咲河 碧斗
「碧斗!カッコいい!」
咲河 碧斗
「助けてあげるのが良い」
咲河 碧斗
咲河 碧斗
咲河 碧斗
凛華に会えたことも、両親も愛野さんのことも、全部が全部
咲河 碧斗
夢なら、覚めた先にはもっと良い景色だったのかな
コメント
1件
うわ、これ…胸がぎゅってなったわ。碧斗くんの日常が辛すぎて、読んでて息苦しくなるくらいだった。そんな中で現れた凛華ちゃんの「友達なろ?」ってまっすぐな言葉、めっちゃ刺さった。でも最後の「余計、苦しくなるじゃん」ってとこで、救われそうで救われないもどかしさが伝わってきて、続きが気になりすぎる…!