主
主
主
ハル
カエデ
主
オレも楽しかったよ、と返信する。予測変換に出てきた文字をパパッと打ち込んで。
カエデ
ハル
玄関のドアを開けると、血の繋がっていない『弟』が歩いてきた。
カエデ
カエデ
ハル
ハル
カエデ
ハル
カエデ
ハル
カエデ
ハル
ハル
カエデ
ハル
ハル
カエデ
カエデ
ハル
ハル
カエデ
カエデが深いため息をついた。
ハル
カエデ
ハル
カエデは、オレと同じ高校に通っている。
編入試験、結構むずかしかったはずなんだけど。
カエデ
ハル
ハル
ハル
カエデ
ドアの閉まる音は、少しだけ乱暴だった。
友人A
友人B
友人C
ハル
友人B
ハル
友人A
友人C
友人B
友人A
……羨ましい、ねぇ。
友人C
ハル
カエデ
ハル
カエデ
ハル
カエデ
ハル
カエデ
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
カエデ
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
カエデ
ハル
ハル
ハル
カエデ
ハル
カエデ
カエデ
売り言葉に買い言葉ってヤツ?
カエデはオレを睨んでいたし、手をギュッと握りしめていた。
なんていうか、怖がってるのを隠してるって感じで。
つい言っちゃって、引き返せなくなったみたいで。
ハル
かわいい、と思った。
ハル
カエデ
あーあー、そういう目で見られた途端ビクッとしちゃって。
カエデ
つう、とその頬に触れる。真っ白くてなめらかだった。
ハル
カエデ
柔らかい唇にキスを落とす。
カエデ
無防備な口に、舌を入れた。体温が高いのか、とろとろしていて熱い。
カエデ
微かに甘い味がした。お菓子でも食べてたのかな。てゆーか意外。甘いものとか嫌いそうなのに。
カエデ
唇を離す。唾液が糸を引いて、すぐに消えた。
ハル
ハル
ハル
カエデ
ハル
赤くなった耳元に囁く。
ハル
ハル
いつもはクールな瞳が泣きそうに揺れるのを見て、ゾクゾクした。
ハル
ハル
ハル
ハル
これ、兄弟のすることなのかなぁ?
主
主
コメント
2件
続き楽しみです