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家に到着
赤谷 苓
家はシ…ンと静かだった。
靴を脱ぎ、中に入る。
母から頼まれたものを持ってリビングに入る。
お酒の匂いが鼻をくすぐった。
赤谷 苓
母親が泥酔していた。
ソファーに体を預け、寝ている。
赤谷 苓
酒瓶や缶をゴミ箱に捨てる。
最近、、というか、かなり前から母親は酒に溺れていた。
父親はほとんど家に帰って来ない。
まぁ、帰ってきても罵詈雑言だから来なくてもいいのだが
少し周りを片付け、母親の傍にあった上着を着せる。
、、これでも母親だから。仕方ない
赤谷 苓
スマホを自分の部屋のベッドに起き、呟く。
その時、私は気づかなかった。
私の背後でスマホがひとりでに画面が輝いていたことを。
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