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コメント
12件
はーい
申し訳ございません😭 ごめんなさい😭🙏 あと少し!待ってください😭
待っててくださいね🥺
どうしよう…。
バカだ、私。
本当にドジすぎる…。
大学に入学してから、初めての講義に行く途中。
まさかの大学内で迷子。
何回も講義室まで行って覚えたのに。
最高の方向音痴な私は、やっぱり迷子になってしまった。
しかも智くんとはぐれるし。
何もないところで、転ぶし。
優
転んだまま立ち上がれず
下を向いていると、涙が出そうになる。
.
優
翔
優
翔
優
翔
優
翔
優
翔
優
翔
男らしいゴツゴツした手が私の前に伸びてきて。
まるで白馬の王子様みたいに、私の手をとった。
優
翔
翔くんに助けられながら、立ち上がると。
周りからは
黄色い歓声が聞こえてきた。
優
翔
優
翔
優
翔
翔くんは
高校のときよりも、一段とかっこよくなっていて。
一つ一つの仕草に周りの女の子たちは
キャーキャー言ってる。
翔
優
翔
なんてね?って言った翔くんの顔は、笑ってなくて。
何を考えているか
わからなかった。
智
そんなとき
息を切らして走ってきた智くんが
私の名前を叫んだ。
優
智
優
智
翔
智
翔
そう言い残して
帰って行った翔くん。
そう言えばなんだったんだろ…
さっきの言葉。
からかわれてるだけだよね!うん!
智
優
智
優
智
優
智くんは
周りの目なんて気にもせず
私に優しくキスをした。
周りから聞こえてくる
翔くんのときよりも、たくさんの黄色い歓声たち。
智
優
智
優
智くんの手をギュッて握って。
智くんの方を見ると
真っ赤なお顔でフニャッて笑った。
智
優
.
後ろから可愛い声で
智くんって呼ぶ声がして。
振り返ると
そこには、絵に描いたような可愛い目クリクリっとした女の子が立っていた。
だ、誰…?
私たちが通っていた高校の制服を着ていた。
智くんの後輩?
.
智
由梨
優
由梨
由梨と名乗る女の子は、栗色のロングヘアーの後ろ姿は
まさに美人そのもので
後ろ姿でもわかる。
周りがキラキラして見える。
智
優
智
優
講義の時間も迫っていたから
由梨と名乗る女の子のコトを聞けなくて
講義が終わった頃には
すっかり忘れていた。
智
優
智
優
智
智くんのあのフニャッてした笑顔を見て。
智くんのあのフニャッてした笑顔を見て。
大丈夫。
智くんを
信じようって思えたの。
お願い
智くん。
だから
由梨と名乗る女の子とキスなんかしないで。
一瞬
なにが起こっているかわからなかった。
確かに。
智くんと由梨と名乗った女の子とキスをしていた。
講義が終わったあと
高校に遊びに行こうってなって
美術部に所属していた智くんは、美術室に行くって言って。
私は
生徒会室に行き、久しぶりに潤くんと話していた。
そのあと
美術室に智くんのところに行ったとき
教室のドアが少し開いていて
覗いてみたら。
二人はキスをしていた。
心配すんなって言ったくせに
信じようって思ったのに
どうして…。
潤
潤くんの声が
あの二人にも聴こえたのか、私の方を見た。
潤くんも翔くんも
あの二人のキスを見ていた。
智くんは
険しい顔をしていた。
智
優
智
智くんの後ろで
怪しく笑う女の子に、ゾクッてして
すぐその場から離れた。
逃げた場所は
懐かしの生徒会室
優
いつも狭く感じていた生徒会室は
今ではすごく広く感じる。
涙は止まらない。
…私
泣いてばかりだ。
.
後ろからギュッて抱きしめられた。
優
翔
優
翔くんの後ろから回ってきた腕を強く握って
たくさん泣いた。
翔
翔