著者
アルハイゼンの個性的なところってさ、その大半は自己中心さとかノンデリ発言とかが言われがちだけど、本当にやばいのって恐れのなさだよね。恐怖が少なからずある人間なら脅しやら暴力やらで従えるのも簡単だけど、そもそもアルハイゼンには恐怖心なんてものが存在しない(というか人に見せない)から従おうともしないし、なんなら自由をこよなく愛す人間だから自分の悠々自適な生活を阻害されたら即潰しにくるよね。あと個人的に私は恐怖を「最も強い本能的なストッパー」だと思ってるんだけど、それがないって冷静に考えてやばくない?今のところ理性が代役を果たしてるからまだいいけど、逆に考えると、その気になればいつでも外せるってことだよね。
恐怖さえもコントロールするの、本当に一切抜け目なくて面白い。
