魂。
人間の 素 なる部分で、文面上でしか存在してないが、存在はしている。
その証拠に、「感情」がある。
感情。喜怒哀楽を軸に様々な心情から成るじぶんの証明だ。
だが、感情の形とは?
その問に答えられるものは少ないだろう。
何せ、形がないのだから。
自分という存在の証明は、形ではなく「魂。」
不可侵領域である魂…いや、感情を。
もしも、抜き取れ、形を成させる者がいたら?
正直者が馬鹿を見、嘘つきが懸命に命を紡げる世界に、異議を唱える。
―これは、そんな2人の記録であり、証明である。
タマシイ
誰かの魂。
タマシイ
機嫌よく魂を迎えるのは タマシイ とその名を称してる男。
タマシイ
カリモノ
「存在を、俺らに。」
誰かの魂。
誰か。
タマシイ
誰か。
タマシイ
カリモノ
誰か。
誰か。
タマシイ
カリモノ
誰か。
少々納得は行かない様子だが、深掘りしてはいけない気がしたため思いとどまる。
タマシイ
タマシイ
誰か。
誰か は、ある人物の写真を取り出す。
タマシイ
カリモノ
誰か。
タマシイ
タマシイは、目の色をギョロンと変え男の話を聞く。
誰か。
誰か。
カリモノ
タマシイ
誰か。
タマシイ
カリモノ
誰か。
誰か。
タマシイ
カリモノ
誰か。
カリモノ
男はそれの中にはいる。
誰かの魂。
カリモノ
誰かの魂。
カリモノ
タマシイ
町長
町長
タマシイ
カリモノ
タマシイ
町長
タマシイ
タマシイ
カリモノ
町長
タマシイ
カリモノ
町長
タマシイ
町長
カリモノ
タマシイ
カリモノ
町長
タマシイ
町長
カリモノ
タマシイ
「たましぃのぉ、存在証明ぃ♪」
町長
カリモノ
「「後悔するには、遅すぎだ。」」
タマシイ
カリモノ
鳥籠は、カリモノの目の前に来る。魂を取り出した。
誰かの魂。
誰かの魂。
タマシイ
誰かの魂。
肉体を失い、魂をも天に行く者にとって、「また今度」それは、救いの言葉となる。
カリモノ
タマシイ
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