合田 楓夏
え……?
私はその言葉に戸惑ったが
言われるとおりに目をつぶった.
そして、彼が私の方に
近づいてくる音だけが聞こえる.
その瞬間、唇に何かが触れた.
私はキスをしたのかと思い
慌てて目を開けると、手紙が
私の唇に触れていただけだった.
宮野 らい
何顔赤くしてんの…?
宮野 らい
まさか期待した?
私はますます顔を赤くすると
彼氏は優しく微笑んだ.
宮野 らい
俺の事だけに夢中に
宮野 らい
なってればいいんだよ.
″ ~太陽な君は、実は甘くて~ ″
合田 楓夏
おっはよー!
宮野 らい
おはよ. 今日も元気だね
彼氏と登校中に合流した途端に
私の世界は
明るくなったような感じがした.
いつも無邪気に笑って
誰よりもすぐに悩んでいることに
気がついて…。
そんな君を…、
『好きになったんだ。』
宮野 らい
ん?どうしたんだ?
宮野 らい
俺の顔に
宮野 らい
なんかついてるのか…?
合田 楓夏
ううん
合田 楓夏
そんなんじゃないよ!
合田 楓夏
たた 、自分だけ隣で
合田 楓夏
笑顔を見ていられて
合田 楓夏
幸せ者だなって思って…!
私は彼に負けないくらい
笑顔で微笑んだ.
宮野 らい
……な、何恥ずかしい事
宮野 らい
言ってんだよ!?!?
何故か、彼は突然捨て台詞を吐き
顔を隠しだした.
私は慌てて顔を隠す君に首を傾げた.
いつもなら、元気な君が
顔を赤くし恥ずかしさを
堪えているのに鼓動が高鳴った.
すると、目を合わせると彼は
私の手を強く引っ張り
自分の顔を私の耳元まで
持っていき、囁いた.
宮野 らい
お前はこれ以上煽るな
宮野 らい
好きすぎて、何するか
宮野 らい
分かんねぇぞ?
…って. バカ.
完結です!!🙌 読んでくれて📖 ありがとです!!😂 ぜひ他のも 見てみてください!!💨