りんが目を覚ますと病院だった
起きた時は廉くんが手を握って眠っていた、足がズキズキと痛む、
りん
はっ、!

廉
あっ、りん起きた??

りん
う、うん、私、どうなってここに、

廉
1人ずつのダンスやってる時に急に倒れたんだよ、

廉
お医者さんに聞いた、足弱いんだってね、小さい頃から、なんで言ってくれなかったん??

廉
俺さ、小さい頃に、俺ら6人とずっと一緒の子がおって、その子も足弱くて、でもその子途中で引越しちゃって、キーホルダーあげたんだ、今もその子のことめっちゃ後悔してて、なんであの時もっと足のこと早く気づけてあげれなかったんだろうとか、

廉
だから、りんにはそんなことになって欲しくないんだ、

廉くんが話してる小さい頃の子は、私だった、小さい頃の私の名前はゆな、だから、廉くんも私だと気づかない、
りん
でも、足はだいぶ回復してたから、後、みんなに迷惑をかけたくなかったから、

廉
りん、もっとさ俺らを頼っていいんだよ、まだりんがグループに入るってことを公表してないから、公表したら、もしかしたら、ネットですごく言われるかもしれない、なにを言われるかわかんないでしょ??

りん
う、うん、

廉
そんなとき、多分りんすごく心やられると思うんだ、俺もネットで言われたらすごく心やられるから、だからそんなりんの隣に俺ら6人がちゃんといるから、守るから、中学生でまだまだテストもあるし、勉強と両立も難しいかもしんないけど

廉
俺らがいるから、

りん
もう、そんなこと言われたら泣くじゃないですか、、、グス

廉
泣くなよ、ごめんっ、

廉
ほらっ、

りん
!!

廉
泣き止むまでここにおるから、大丈夫

まりあ
廉??

廉
お、まりあ、

まりあ
ちょっとりんちゃんと話がしたい、2人にさして??

廉
わかったよ、

まりあ
あのさ、りんちゃん廉のこと好きなの?

りん
そんなわけないよ、

まりあ
じゃあさ、近づかないでよ、喋んないでよ、グループ入んないでよ、なんであんた見たいな、私だってちゃんと努力してきたのに、なんであんたなんか

まりあはその時、隠し持っていたカッターナイフで自分の手を切った、
まりあ
きゃーーーーーー!

りん
えっ、!

廉
どうした??

紫耀
まりあ??

廉
おい、りん、

紫耀
ちょっと病院の先生、

紫耀
まりあの手りんがやったの??

りん
違う、私はやってない、ほんとだよ、

廉
嘘だろ、それ、まりあが自分であんなことするわけない、

紫耀
でも、わかんないじゃん、りんが俺はやるとは思えない、だってりん、足弱いのに、痛いのに、今そんなことできると思う??

廉
わっかんねぇーよ、
