さくしゃ
さくしゃ
さくしゃ
ドラケン
ふーっと吐いた煙を顔に吹きかけられる
ドラケン
ジュっと音を立て灰皿にタバコの火を押し付ける
ドラケン
軽い口調ながらも彼の思いをずっしりと受け取った
武道
肩をポンポンと叩かれる
ドラケン
ドラケンくんに促されてイヌピーくんが前に出る
乾
乾
きまりが悪そうな顔をしながら一礼をする
俺の事を信じて受け入れてくれたようだ
武道
ココくんと同じこと言ってる…
2人はお互いを本当に思い合ってるんだなぁ…
千冬
千冬が俯きながら口を開く
千冬
武道
ひどい…千冬まで…
千冬
そこには涙を零しながら笑う千冬が居た
千冬
武道
千冬
武道
そのまま力強く抱きしめ合った
ドラケン
武道
ドラケン
ドラケン
武道
乾
千冬
ドラケン
武道
信じられないドラケンの言葉に勢い良く立ち上がる
ドラケン
ドラケン
やけに落ち着いた口調でなだめてくる
しかし彼も内心焦っているようだった
武道
三ツ谷
三ツ谷
武道
いつの間にか窓に寄り掛かりながら話に参加している三ツ谷くんが居た
三ツ谷
武道
すがるような気持ちで助けを求める
三ツ谷
三ツ谷
そう言うとおもむろにスマートフォンを取り出した
数コールした後電話が繋がる
三ツ谷
三ツ谷
待ちの間に流れる曲が流れた瞬間、三ツ谷くんは音量ボタンを下げた
武道
なんで下げてるんだろう
ピタッと曲がなり止むと同時に
八戒
と割れんばかりの声がスピーカーから聞こえた
武道
電話越しからも彼の声だとわかった
三ツ谷
八戒
八戒
三ツ谷
三ツ谷くんがその場から離れて会話し始める
三ツ谷くんのアテってもしかして八戒くん?
ドラケン
ドラケンくんがからかうように笑う
乾
千冬
通話が終わったのか三ツ谷くんが走って戻ってくる
武道
緊張した俺ににっと薄い笑みを浮かべる
三ツ谷
武道
千冬
三ツ谷
ドラケン
そういえば八戒くんモデルやってるんだった…
意外すぎて忘れてた…
三ツ谷
三ツ谷
武道
皆に別れのあいさつを済ませ、スニーカーを履く
千冬も隣で靴紐を結び始めた
千冬
武道
ドラケン
ドラケン
千冬の言葉遮るように被せる
武道
ドラケン
千冬
静かに身を引く千冬
ドラケン
鍵を指で回しながら外へ出るドラケンくん
武道
千冬…なんかごめんな…
コメント
10件
えっとこれってタバコ吹きかけるってことは…w
絵が上手すぎて吹っ飛んだ…すげぇや…
絵上手すぎ…