テラーノベル
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私、まだ、君の事、忘れていない。
あの日の約束、ちゃんと覚えてるよ。
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
はあぁ。
私の嫌いなもの、
それは学校。
学校に行くと、いつも虐められる。
声が変、匂いも無理。
顔が悪いし、流行りに遅れてる。
牧村 奈々
私は、生まれつき足が悪くて、
歩き方が変だとか、
よく蹴られてた。
蹴るだけじゃない。
引っ張ったり、押したり。
殴ったり、叩いたり。
私物は、ボロボロにされられるし、
私は、捨て子だという噂も流れ出た。
牧村 奈々
イジメの辛さは、
みんな、知らない、絶対。
道徳の時間で、命とイジメの学習をした。
でも、前とは変わらない。
イジメられる時って
いつも、
怖いだとか、
自分が醜い
だとか、
そんな風に苦しいのに。
いじめるってそんなに楽しいのかな?
だって、みんな、ニッコニコだもん。
牧村 奈々
目頭が熱くなってきた。
知らぬ間に、冷たい涙が流れていた。
時計の針を見ようとしたが、
ぼやけて見えない。
急いで毛布で拭いてから、
ベッドから降りた。
頭がクラクラする。
気づいたら、また、
涙が流れ出ていた。
牧村 奈々
窓を全開にして外を見下ろす。
うぅ高い。
いつも、見てる、高さなのに、
今日はなんか違う。
ほんとに高いんだよ。
牧村 奈々
牧村 奈々
フワリと、
気持ちいい風にのって
どこかのお家から
朝食のいい匂いがする。
牧村 奈々
牧村 奈々
気づいたら、
朝食が勉強机に置いてあった。
牧村 奈々
私にはお父さんがいない。
私が生まれたあと、
離婚したんだって。
なんでかな?
牧村 奈々
今日の朝食は、
パンと牛乳
今日って……
いつもの事だけど!
牧村 奈々
学校は嫌いだけど、
絵をかくのは好きだ。
絵をかいていると
不思議だけど、
落ち着くんだ。
自分で言うことか分からないけど
結構絵は上手いと思う。
牧村 奈々
さっと、ノートとペンをとる。
何を描こう。
そうだ、自分を描こう。
牧村 奈々
牧村 奈々
私は可愛くない。
全然
こういう時、私は
自分の顔にイラッとくる。
牧村 奈々
部屋の中でポツリ…
ほんとに最悪だ。
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 美咲(母)
牧村 奈々
牧村 美咲(母)
はっとした。
いっけん
優しいお母さんの笑顔が、
シュッと冷たい顔に見えた。
牧村 奈々
この後
どうなるのかも知らずに、
私と一緒に
静かな時間が進む。
午後8時30分
牧村 奈々
いつもは6時くらいに
帰ってくるのに。
今日は
大変なんだろうな。
午後10時30分
牧村 奈々
牧村 奈々
牧村 奈々
なんか心配する私の元に、
一通の電話がとどいた。
嫌な予感しかしない。
恐る恐る、携帯に手を伸ばす。
カチャ…
牧村 奈々
?
牧村 奈々
?
あれ?
続きが聞こえないよ?
あぁ…
寒くないのに、
体が震える。
お母さんが?
なんて?
牧村 奈々
ガチャ
ドスン……
体が重い。
立てない、立てないよ
お母さんが……
「死んだ?」
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