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翠音綾乃
めげずに奏に話しかける
星乃奏
翠音綾乃
私は勉強が苦手だ
星乃奏
翠音綾乃
奏は自分のノートを差し出す
星乃奏
星乃奏
写させてくれるらしい
翠音綾乃
星乃奏
翠音綾乃
「おい、翠音、うるさいぞ」
気づいた頃にはもう遅く
注意されていた
翠音綾乃
「wwwwww」
あーあ、笑われちゃったよ
私は急いでノートを写した
無事に一日が終わった
私と奏は日直だったので
黒板を消したり
日誌を書いたり
鍵を閉めて職員室に返さないといけない
翠音綾乃
星乃奏
奏は私より背が高いので
黒板を消してくれている
翠音綾乃
星乃奏
奏は深いため息をついた
翠音綾乃
翠音綾乃
星乃奏
星乃奏
そう言い今日の科目をスラスラ言う奏
翠音綾乃
星乃奏
奏は呆れたようにそう言う
翠音綾乃
星乃奏
翠音綾乃
私は席を立った
黒板消しを握って消していく
翠音綾乃
最初は順調だったものの
上の方が届かない
星乃奏
またため息をついた
翠音綾乃
星乃奏
私は別に低くない
161cmあるから
翠音綾乃
星乃奏
星乃奏
翠音綾乃
私には名前がある
名前教えたはずなんだけど
翠音綾乃
星乃奏
意地でも呼ばせてやる
翠音綾乃
星乃奏
星乃奏
翠音綾乃
名前を呼んでもらえて満足した
星乃奏
翠音綾乃
星乃奏
私たちは職員室へ向かった