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月海

っ………!?

夢で見た、あの子の笑顔に触れようた瞬間

僕は目が覚めた

月海

懐かし……

‘’好きな人が死ぬ‘’

これほど辛いことは僕の人生に無かった

3年前も前のことだけど

ショックが強かったのか未だに時々夢を見る

月海

はぁ……

水を一口飲み、また眠りについた

月海

今度は………

いい夢が見れますように

カチッ……コチッ……

  

………ちょう…!

ん…

誰だろ…、もしかしてまだ夢なのかな…

  

……ください…!

誰だか分からないけど

可愛い声…

李衣

月海会長、起きてください!

その言葉で僕は目覚めた

あれ…?ここ学校?

生徒会室…だよね?なんで…?

それに…

月海

今僕の名前……

誰かが僕を呼んだ

李衣

おはようございます。会長?

にこっと微笑んで僕に話しかけたのは

月海

え、…え?

間違いなく、赤崎李衣だった

李衣

お仕事中に寝ちゃうなんて珍しいですね

李衣は書類を整え、机においた

月海

え、?

なんで?夢…?

そもそも、居るはずない人がここにいるのがおかしいんだ

夢に決まってる

そう分かってたのに、

月海

(やば…泣きそう)

動いていて、それでいて僕の言葉に答えてくれる

それが本当に、嬉しかった

月海

はぁっ…

今日は何度も夢で李衣に会うな…

李衣

会長?

首を傾げ、僕の顔を覗き込んでくる

月海

わっ……

完全に油断していた為、李衣のほんのちょっとあざとい行動に驚いた

……可愛い

李衣

会長、?泣いてますよ…!?疲れてるんじゃ…

月海

ち、違うから!大丈夫……!

李衣は僕の涙を指で拭った

そのとき、違和感を覚えた

李衣

何かあったら、俺にも相談してください…心配ですから

やっぱ好きだな…、そう思った

もっと一緒にいたいけど、これ以上一緒に居たら

きっと、李衣がいない現実に嫌気がさす

李衣

お仕事も終わりましたし、帰りましょ、?

だけど、僕が夢から覚めるまでは…一緒にいてもいいよね

月海

う、うん…

それにしても、リアルな夢だな

怖いくらいに

そういえば、一回だけ

現実でも生徒会室で寝ちゃったことあったな…

その時の夢なのかな

そんなことを考えていたら

ぎゅっ…

月海

え…!?

李衣が僕の手を握った

李衣

今日の会長、ちょっと変です…やっぱり体調が悪いんじゃ…

月海

ちょっ、え!?なんで!?

李衣

ね、寝ぼけてるんですかっ…!?

僕が驚いた理由は、手を握られている感覚があったから

涙ふいてくれたときも、李衣の手が触れた感覚があった

これ、夢だよね…?

李衣

帰りますよ!体調悪いなら尚更です!

体調不良ではないんだけど…

李衣と手を繋いだまま生徒会室を後にした

もしかして…

これは過去の夢じゃなくって…

_______。

月海

ね、ねぇ!李衣?

李衣

はい?

月海

あのさ、手…

手を繋いだまま、歩いてても少し 気恥ずかしかった

李衣

あっ、ごめんなさい…

李衣はパッと手を離した

月海

あ…

もう少しだけ、 繋いだままが良かったな…

そんな事を考え、李衣の後ろを歩く

李衣の横顔が紅く染まって見えたのは、夕日のせいだ

親にただいまとだけ行って自分の部屋に行く

月海

久しぶりに母さん見た…

今は一人暮らしをしているし当たり前だけど、少し新鮮だった

今日の課題と思われるプリントやらノートに回答を書き込む

月海

(文字も書ける…)

もしかして、過去に戻ったのだろうか……?

ありえないでしょ、

月海

なんで…

こら!まだ寝てるの!?起きなさい!

部屋の外から聞こえる母さんの声

えーと…あの後どうなったんだっけ…

月海

ん、ん……

確か、課題を終わらせた後…家族と夕飯を食べて…

それで歯磨きとかしたあと普通に寝ちゃったんだっけ…

月海

って、なんで…!?

まさか本当に過去に戻った…!?

本当に過去にもどったなら…

りぃを守れるかもしれない…

そうだよ

夢だろうがなんだろうが

せっかく過去に戻ったんだ

後悔したことをやり直してやる

僕は制服に着替えながら

思い出した

月海

あ……

もうすぐあの事があった文化祭だ

━━━━━あとがき━━━━━

リメイク前と同じ感じで 行こうかな…

Next→♡500〜

あの頃に…(リメイク)

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コメント

2

ユーザー

はぇ、気づいたらハート千まで押してた、

ユーザー
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