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島長は人気の無い道沿いにあるベンチへ腰をかける
島長
よいしょっと…
少女をゆっくり座らせる
島長
ちょっと待ってな、なんか飲み物買ってくる
？？？
……
少女は小さく頷き返事をする
島長は近くの自販機で適当に2本飲み物を購入し戻ってくる
島長
ほらよ
島長はサイダーと書かれた炭酸飲料を手渡した
？？？
あり…がと…
少女は小さく呟くようにお礼を言った
島長
しかし災難だったな…あんな気持ち悪いおっさんに触られてよ…
？？？
…
島長
（うぅ…反応がほぼねえ）
島長
（コミュ障の俺にとっては地獄だぞこれ）
島長
あぁそういやまだ名乗ってなかったな
島長
俺は島長仁
島長
あんたは？
？？？
…
？？？
芹澤…
島長
え？
芹澤
芹澤舞
島長
ぉ、おお芹澤さんか
島長
よろしくな
島長
（よかった…とりあえず名前は聞けた）
島長
なぁ芹澤さん
芹澤
なんですか
島長
今日会ったばっかで何だけど
島長
屋上での出来事教えてくれないか？
芹澤
…
島長
あぁいやその無理にとはもちろん言わない！
島長
会ったばっかでそんな踏み込んだ質問してごめん
芹澤
いいですよ
島長
へ？
芹澤
全部話します
芹澤
私がどうしてあそこに今日来たのか
芹澤
何であんなことをしようとしたのか
芹澤はそう言うとことの経緯を話し始めたのだった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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