花屋で 香の花を購入し そのまま お墓場まで行こうと思っていたら
静月 シズク
静月 シズク
私は、自分の足元に置かれている 純白の百合の華に気付いた
鼻の奥がくすぐられる 百合の香り
静月 シズク
花屋の店員
前を向くと 栗色をしたロングの髪をなびかせ 私に微笑んでいた店員さんが立っていた
静月 シズク
花屋の店員
少し驚いた表情をした店員さんに私は 首を傾げた
静月 シズク
花屋の店員
頬を桃色に染め 恥ずかしそうに喋る
花屋の店員
静月 シズク
花屋の店員
店員さんが指を指した先には、 一つの張り紙が扉に貼ってあった
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
花屋の店員
店員さんは、深々と頭を下げ そして 一粒の涙を流していた
以前よりも騒がしくなった交差点
色々な音が混ざりあって 嫌な音が何処からともなく聞こえてくる
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
信号が青になり 交差点を渡っている途中 ふと誰かに声を掛けられた気がした
静月 シズク
沢山の人々が行き帰りしている為 あまりそこまで気にしていなかった
だけど……その聞き間違いが そうでは無い事に気付いたのは、交差点を渡り きり 後ろから誰かに手を掴まれた時だ
静月 シズク
嫌な顔をしながら後ろを向くと
鏡花
目から涙が溢れそうな鏡花ちゃんが立っていた
静月 シズク
私は、思わず 手に持っていた荷物を落としてしまった
鏡花
鏡花
泣きながら私を強く抱き締める
静月 シズク
暫くは このままだった
静月 シズク
鏡花
鏡花さんは、小さく頷く
静月 シズク
ただ刻々と時間が過ぎて行った
静月 シズク
小さく礼をしてから 私は、後ろを向き歩き出した
鏡花
鏡花
鏡花
静月 シズク
鏡花
鏡花
静月 シズク
静月 シズク
鏡花
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
禍々しい殺気が空気の中に混じる
鏡花
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
鏡花
静月 シズク
静月 シズク
静月 シズク
私達は、周囲の人を巻き込まないように 少し薄暗くて狭い路地裏に移動した
移動する際も 私は、一言も喋らなかった
鏡花
静月 シズク
両者 緊張が走る 重い空気の中
先に異能力を発動したのは_
静月 シズク
私だった
鏡花
彼女の異能と私の異能が激しくぶつかり合う
私と彼女の異能力の実力差は、殆ど無い
静月 シズク
もしそうなれば相手の思うつぼだ
倒れた私を 探偵社に連れて帰り 私を閉じ込めておく
それだけは、嫌だ
静月 シズク
蝶達が 夜叉白雪を囲む
量では、此方の方が圧倒的に有利だ
鏡花
鏡花
夜叉白雪が 半分以上の蝶を一刀両断する
静月 シズク
鏡花
鏡花
静月 シズク
静月 シズク
一気に 目眩が来た
身体は、正常に動く事が出来なくなり 身体が前のめりに傾き出す
静月 シズク
身体が倒れていくと同時に 一気に副作用がきて 瞳が自動的に閉じられていく
静月 シズク
自分の異能の弱さに少し腹が立つ
私は、瞳を閉じ 地面に倒れた
筈だった
微かにだが…倒れる瞬間に人肌の温もりを感じたのは、気の所為では無かった様だ
猫娘
猫娘
静月 シズク
砂かけばばあ
そう言いながら、頷く気力も無い私に少し灰色の砂を口に含ませ 呑み込ませた
静月 シズク
私は、一気に眠気に襲われ 眠りに落ちてしまった
犬山 まな
鏡花
子泣きじじい
鏡花
砂かけばばあ
鬼太郎
鬼太郎
鏡花
鏡花
犬山 まな
犬山 まな
鏡花
鏡花
猫娘
鏡花
猫娘
猫娘
鏡花
鬼太郎
鏡花
鏡花
犬山 まな
鏡花
犬山 まな
犬山 まな
犬山 まな
鏡花
静月 シズク
鏡花
鏡花
犬山 まな
猫娘
鏡花
鏡花
犬山 まな
静月 シズク
静月 シズク
犬山 まな
静月 シズク
犬山 まな
砂かけばばあ
静月 シズク
犬山 まな
静月 シズク
犬山 まな
静月 シズク
鬼太郎
静月 シズク
静月 シズク
子泣きじじい
静月 シズク
静月 シズク
犬山 まな
私は、近くにあった香の花と両手で持った
静月 シズク
この後 起こる出来事を私は、まだ知らない
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コメント
3件
つーつづきがほーしいよー