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美湖

ハァハァ・・・

美湖

うぅぅぅ・・・

走るのを辞めた瞬間、涙がとめどなく流れてきた

芽吹

美湖・・・!

美湖

・・・芽吹、なに?

美湖

嫌いなくせになんで追いかけてくるのよ

芽吹

・・・ごめん

芽吹

ちょっとベンチで話さない?

美湖

・・・分かった

芽吹

美湖ってさ10年前のこと覚えてる?

美湖

え、小学生1年のこと?

芽吹

そう

美湖

・・・全く覚えてない

芽吹

・・・実はその時事故にあってたんだよ、美湖

美湖

・・・事故?

芽吹

うん、私を庇ってね

美湖

そうだっけ・・・

芽吹

だって今さ額に傷あるでしょ?

美湖

・・・確かにあるけど・・・

芽吹

それが証拠だよ

芽吹

その時からずっと申し訳ないと思ってた

美湖

・・・

芽吹

だから中学も高校も守ろうと思って着いてきた

美湖

そういう事か・・・

芽吹

元々美湖の家族も今ほど美湖にデレデレじゃなかったんだよ

美湖

・・・え

信じられない事実に口が塞がらなかった

芽吹

両親は仕事人間で、姉に世話を任せっきりだった

芽吹

美湖が事故に遭ってから、過保護なほど仕事も減らしたりしてた

美湖

・・・知らなかった

芽吹

そりゃそうだよ、記憶喪失になったんだから

美湖

・・・記憶喪失か・・・

美湖

なんか、今まで普通の女子高生だと思ってたのに・・・‪w

芽吹

・・・知りたくなかったならごめん

美湖

・・・それでさ、あの悪口とはなんの関係があるの?

芽吹

あ〜・・・

芽吹

美湖って響葵好きでしょ?

美湖

・・・え?え?

美湖

なんでそれを・・・

芽吹

いや、顔出ててわかりやすい

美湖

恥ずかしい・・・

芽吹

それで、ごめん。
はっきり言うわ

美湖

?うん

芽吹

響葵はやめときな

芽吹

本当に

美湖

・・・え、なんで?

芽吹

私、見たんだよね。

芽吹

響葵が犯罪未遂してるの

芽吹

中学生の子を通りがけで殴ってね

美湖

なんでそれを・・・

芽吹

男子の会話から聞こえてきた

芽吹

それで、響葵を騙すためにやった

芽吹

ほんとにごめん・・・

美湖

・・・響葵がそんなことするなんて・・・

芽吹

信じられないなら、これも見て

美湖

え?

芽吹は私にトーク画面を見せてきた

芽吹

響葵、ちょっといい?

響葵

どうした?

芽吹

単刀直入に言うわ

芽吹

今日さ響葵たちの会話聞こえちゃったんだよね

響葵

・・・は?
なんの事だし

芽吹

とぼけても無駄

芽吹

中学生をむしゃくしゃしたから殴ったってね

芽吹

警察沙汰になったんだっけ?

響葵

・・・・・・

響葵

聞き間違えじゃねーの?

響葵

そんなことするわけないって芽吹が1番理解できるだろ?
幼なじみじゃんかよ

芽吹

・・・そりゃね、私も聞き間違えだと思ったよ

芽吹

でもね最後の一言聞いてこいつやったなって思ったよ

響葵

なんだよ

芽吹

「美湖、俺のこと好きだから付き合ったらいじめようかなぁ」ってね

響葵

・・・あーあ、バレちまったかよ

響葵

そうだよ!何が悪い?
美湖は俺にベタ惚れなんだよ!

響葵

芽吹みたいなオスみたいなメスに取られねーよ‪w‪w‪w

芽吹

・・・ほんとに最低。

芽吹

昔仲良くしてたことにさえ腹たってきたわ

芽吹

こんなクソ男だったなんてね

響葵

おいおい、クソは待てよ‪w

響葵

お前よりかはクズじゃないだろ

芽吹

は?

響葵

お前教室でほかの女子たちと悪口言ってただろ

芽吹

・・・あー、その事?‪w

響葵

何笑ってんだよ

芽吹

やっぱり上手く引っかかってくれたね‪w‪w‪w‪w

響葵

は?

芽吹

それを狙ってたんだよ

芽吹

この会話を聞いて、お前もヒートアップしてくれるだろうなって‪w

芽吹

そしたら予想通り過ぎて逆に笑えてくるわ、低脳野郎

響葵

・・・うわ、言葉汚

芽吹

どーぞ、勝手に言っててください

芽吹

とりあえず、もう近づくな

美湖

・・・

芽吹

・・・こんなの見せてごめんね

芽吹

でも傷ついて欲しくなくてさ

美湖

・・・ううん、ありがとう芽吹

美湖

ずっと守ってくれてるなんてわからなくて・・・

芽吹

そりゃ隠れてたんだから‪w

芽吹

美湖さえ傷つかなきゃいいのよ

私が感動してたその時

通りすがりの女

きゃー!!!!
包丁持ってる男が!!!!

美湖

芽吹

美湖下がって!

芽吹は咄嗟に私を庇う。 でも私はもう

守られるだけなのは嫌だ。

ドンッ

芽吹

美湖?!

響葵

お前ふざけんなよ、死ね!!!!

美湖

うっ・・・

芽吹

・・・美湖?
ねぇ!

強烈な痛みと共に私は意識が途絶えた。

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