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次の日の放課後
私は部活がなかったから、真っ直ぐ家に帰ろうとしたんだけど
帰る途中、体育館の方からすごい悲鳴が聞こえたから
体育館に向かった
心音
私は声を頼りに体育館中に来た
文奈
心音
体育倉庫から田島さんの声が聞こえたので、私は体育館からこっそり顔を出して見てみた
心音
そこには体育倉庫に入れられそうになっている田島さんの姿があった
心音
私は反射的に田島さんの名前を呼ぼうとした
けど、そこには美希の姿もあったから、体が動かせなくなった
声を出そうとしているのに
助けようと動こうとしているのに
全く動いてくれない
心音
心音
文奈
美希
亜由美
美希
美希はそういうと田島さんを体育倉庫に入れようと押した
田島さんは足がもつれて転んでそのまま倉庫の中に入った
ガタンッ
亜由美が倉庫のドアを閉めて鍵をかけた
心音
文奈
文奈
田島さんは必死に倉庫の中で暴れていたけど、ドアは開かない
美希
亜由美
ふたりはそう投げ捨てるとこちらに向かってきた
私は見つかるのが怖くて逃げた
田島さんを…捨てて
心音
走っている間、私はずっと泣いていた
なんて情けないんだろう
友達を捨てて逃げるなんて…
私は最低だ
次の日
母
母
母
私はベッドから起きる気になれなかった
昨日の田島さんの叫び声が忘れられなくて、逃げたことの罪悪感が襲ってきて
昨日は全然寝れなかった
心音
母
心音
母
心音
母
母
お母さんにそう言われたので、私には学校に行くという道しかなかった
ご飯を食べようと食卓に座って
お母さんがご飯と味噌汁をよそってくれている時
私は信じられないニュースを見た
ニュースキャスター
ニュースキャスター
心音
私はあまりにも衝撃的すぎて声に出して驚いた
次の瞬間、私はご飯も食べずに学校の準備をして家を飛び出た
まさか昨日のことがあったから田島さんは死んだんじゃ…!
そう考えると私は罪悪感がいっぱいで胸が苦しくなった
学校に着くと、私は美希達に声をかけられた
美希
亜由美
心音
美希
心音
美希
亜由美
亜由美
亜由美
美希
心音
私は知らないふりをした
昨日の出来事も、朝ニュースを見たことも
亜由美
亜由美
美希
美希
心音
あぁ…
もう…最低だ…
ここまで読んで頂きありがとうございます。 そして、前回は♡をたくさん押して下さりありがとうございました。 ♡100は少し時間がかかるかなと思っていたんですけど、「小さなスイカ」も同時に♡が増えて本当に嬉しかったです。 このお話、前半後半で終わろうとしていたのですが、思った以上に多くなってしまったので、何回かに分けることに致しました。 お知らせなどをせずに勝手に変更してしまい、申し訳ございません。 次回は♡300きたら更新させて頂きます。 少し高望みしすぎましたかね? でも皆様から♡を頂けることは私にとって喜びなので、お話をご精読されましたら押してやって下さるようよろしくお願い致します。 ここまでのご精読本当にありがとうございました。 By 作者ドラ子