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5 - 【残月の昼に】

♥

70

2022年07月16日

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その昔… 世界には「人間」と「吸血鬼」が存在した

両者は互いに狩りあい,終わらない争いの日々が続いた

見かねた神は,世界を二つに分けた

「昼」と「夜」

昼は人間に,夜は吸血鬼に与えられ 太陽は人間の象徴 月は吸血鬼の象徴となった

また,両者が関わることも,「誓約」によって禁止された

「月夜の迷い猫」

人々は吸血鬼,ルミナス=ヴァルトニックをそう呼んだ

太陽の世界に迷い込んでしまった月の世界の住民は, 「狩り人」によって"処分"される

彼は殺戮を繰り返した

「彼」に出会うまでは

ルミナス=ヴァルトニック

月は太陽の元でのみ輝くなんて,俺は認めない

ルミナス=ヴァルトニック

俺が全てを壊すんだ

ルミナス=ヴァルトニック

これは俺のせい?

ルミナス=ヴァルトニック

違う,お前らのせいだろう?

ルミナス=ヴァルトニック

不可能?知らない

ルミナス=ヴァルトニック

月も太陽もぶち壊してやる

カラルト・カンミシア

太陽があれば月もあることを,僕らは忘れてしまったんだ

カラルト・カンミシア

この世の全てが,彼を壊してしまった

カラルト・カンミシア

これは彼のせい?

カラルト・カンミシア

いいや,この世の全てのせいだ

カラルト・カンミシア

許す?知らない

カラルト・カンミシア

太陽も月も共に上らせてみせる

関わることを禁じられた異なる世界の二人

彼らによって,世界はどう変わるのだろうか

残月の昼に Prologue END

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70

コメント

7

ユーザー

面白そうだけど、書くの難しそ〜;:(∩︎´﹏`∩︎):;

ユーザー

いや吸血鬼とか神ですやん()

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