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歌う声の謎

第6話 - 〜終わり〜

274

2024年08月23日

#ハンドレッドノート

#創作

いるか

稔

随分と｡｡｡またせたね｡｡｡

まどか

すやぁ

稔

あ？

誠一

おい！恵美！起きんかい！着いたで！

まどか

ううん

稔

おいおいおい！

誠一

なんや？

稔

いや｡｡｡は？ふざけんなよ！なんで？おかしくない？

まどか

うるさい

稔

はっ倒すぞボケ｡｡｡

まどか

蒲羅稔｡｡｡うぅ

稔

はぁ｡｡｡恵美まどかを皇千トと一緒に寝かせてやれ

誠一

えぇんか？

稔

もう疲れた｡｡｡好きにしていーよ｡｡｡

稔

どうせ｡｡｡ホークアイズと星喰兄弟もまだだし

誠一

そうか｡｡｡すまへんな

稔

呑気だねぇこいつら

健三

まどかさんを侮辱してるんですか？

稔

違うよ、変死体の犯人が目の前にいるのに

稔

危機感ないよね｡｡｡この子達

誠一

確かにそうやな

稔

君らは僕の歌で寝ちゃうし

誠一

あれはお前が悪いやろ！

稔

しー｡｡｡起きる

誠一

すまんな｡｡｡

健三

どうして誠一くんは犯人に謝ってるんですか

誠一

いや｡｡｡まぁ友達やし

稔

ふふ

誠一

何笑っとるんや？

稔

君からそんな言葉が出てくるとは｡｡｡予想しなかったよ

稔

僕のミスだね｡｡｡

誠一

？

健三

誠一くんには一生分かりませんよ

誠一

なんやと

稔

あ〜ほら、ホークアイズが来たよ

仁

｡｡｡俺らは2番か

稔

｡｡｡疲れた人は寝てていーよ

稔

今なら、皇千トの隣か、恵美まどかの隣か選べるよー

仁

俺は要らん

瑠衣

俺も

叙道

私もだ、

稔

【ｶｷｶｷ】ホークアイズはゼロ人っと

仁

何書いてやがる

稔

見せるわけないじゃん

仁

見せろ

稔

見たかったら力使えよ

仁

はぁ、できるなら初めからやってる

稔

｡｡｡僕、なんかした？

仁

｡｡｡覚えてないならいい

稔

ぇ｡｡｡教えてよー｡｡｡

仁

無理だ

稔

｡｡｡司波仁じゃなくて

稔

ケチ仁だな

仁

あ？

稔

あ〜ごめん、ご〜めん

仁

謝る気ないだろ

稔

当たり前じゃん

瑠衣

｡｡｡

叙道

｡｡｡

誠一

なんやねんこれ、誰か止めろよ

瑠衣

俺パス

叙道

私もだ

健三

私もです

誠一

俺もパスや

誠一

星喰兄弟はよ来てくれ〜

右手

呼びましたか？

誠一

星喰右手

左手

俺もいるんだけど

瑠衣

星喰左手やっと来たか〜

稔

恵美まどか〜千ト〜起きろ〜

まどか

んん〜何？

稔

恵美まどかは起きたっと

稔

千ト〜

千ト

あれぇ｡｡｡みんな来たの？

稔

｡｡｡君はずっとここにいたもんね、お疲れ様

千ト

｡｡｡

稔

(ほんと、無茶する子なんだから、もう少しぐらい)

稔

(休ませたいな)

千ト

稔さん｡｡｡もうやめませんか？

稔

そのつもりだよ｡｡｡千ト

千ト

｡｡｡

稔

僕、思ったよね

稔

死ぬのがこんなに恋しくなるんだ｡｡｡って

千ト

稔さん？まさか！ダメです！

稔

君になんと言われても、僕は僕を終わらせる

稔

それが、この歌う声をなくす方法なんだよ

稔

でも大丈夫だよ、無傷で済むから

千ト

そういう問題じゃ｡｡｡

稔

千ト

はい

稔

楽しかったよ！千トと居ること！

千ト

稔さん

稔

たまに引っ付かれて、隣で騒がれて、耳がキーンってなった

稔

でもね！僕は君が好き！友達として！

稔

それと、千トのレコーダーたちも！

稔

ホークアイズも

仁

｡｡｡

稔

スワロウテイルも

まどか

｡｡｡

稔

僕は探偵が好き！

稔

歌う声｡｡｡それは歌によって死ねないということ！

まどか

｡｡｡

稔

歌は｡｡｡知られていくということ！

仁

っ｡｡｡

稔

歌う声は｡｡｡引き継がれず【ﾎﾟﾛ】まれに生まれるもの

稔

歌う声は【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】忘れられるということ

千ト

稔さん｡｡｡もうやめてください！

稔

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】蒲羅稔は！｡｡｡この中身の名前であり

稔

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】この体じゃない

千ト

稔さん！ダメだ！

稔

ありがとう｡｡｡千トくんあたしを助けてくれて｡｡｡

稔

楽しかったよとっても｡｡｡【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】

稔

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】さようなら｡｡｡

稔

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】(死にたくないよ千トくんあたしまだ生きたかった)

千ト

っ稔さん！

稔

【バタ】

千ト

！稔さん｡｡｡稔さん！

誠一

｡｡｡まさか、こないな結末になるとはな

健三

こういう事だったとは｡｡｡知りませんでした

まどか

帰ろう｡｡｡僕たちには｡｡｡関係の無い

誠一

せやな

瑠衣

｡｡｡帰ろうぜ｡｡｡おっさん、仁

仁

そうだな

叙道

｡｡｡

左手

｡｡｡千ト

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】稔さん｡｡｡稔さん｡｡｡

右手

わかっているでしょ？千ト

右手

もう、蒲羅稔は帰ってこないんですよ

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】でも｡｡｡でも｡｡｡稔さんは｡｡｡死にたくないって

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】生きたいって｡｡｡僕に｡｡｡僕だけに｡｡｡

左手

｡｡｡

右手

｡｡｡

千ト

うわぁぁぁぁぁん

美沙

｡｡｡千ト？

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】稔｡｡｡さん？

美沙

あ〜｡｡｡それは｡｡｡歌う声の人で｡｡｡僕には

美沙

蒲羅美沙っていう｡｡｡名前が｡｡｡

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】どうして｡｡｡僕の名前を？

美沙

稔ちゃんを通して｡｡｡見てたから？

千ト

うわぁぁぁぁぁん

美沙

あーもう！耳元で騒ぐな！

美沙

千ト！お前僕が眠ってる時にでも喚いただろ！

美沙

稔ちゃんは幼かったんだぞ？わかってるのか？

千ト

【ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ】帰ってきたァぁぁぁ【ｷﾞｭ】

美沙

は！？元から僕はいるよ！

美沙

｡｡｡稔ちゃんに、感謝しなきゃな

千ト

【ｽﾞﾋﾞ】なんで？

美沙

ん？なんとなく？

美沙

まぁ僕はこれから稔ちゃんのお墓に行くよ

美沙

一緒に来る？

千ト

うん！行く！

左手

じゃあ俺らは先帰っとくぞ！

右手

2人なら、大丈夫ですね

美沙

まっかせろ！

千ト

｡｡｡美沙さん

美沙

ん？

千ト

いつから｡｡｡稔さんが居たんですか？

美沙

生まれてからずっと

千ト

え？

美沙

なーんか取り憑くって言うかは自分の体｡｡｡みたいな？

美沙

最初は意見違うかったけど

美沙

だんだんと僕が成長する事に理解してくようになって

美沙

たまに入れ替わりでやってたんだよ

美沙

にしても子供の体力ってすげぇな！

千ト

｡｡｡僕は、読心で、稔さんの｡｡｡

美沙

｡｡｡それは気にするんな

千ト

え？

美沙

本人が、まさか読めれるなんても思わなかった

美沙

って驚いてたから！

千ト

そうなんですか｡｡｡

美沙

だから心配ねぇよ

千ト

｡｡｡どうして、ずっと、稔さんの名前だったんですか？

美沙

その方が｡｡｡本人も楽かなぁって

千ト

｡｡｡美沙さんらしいですね

美沙

そう？

千ト

はい

美沙

じゃあ帰ろっか！

千ト

はい！

美沙

にしても｡｡｡疲れたぁ

美沙

早く帰って肉食おうぜ！

千ト

｡｡｡泣き疲れた後に、お肉は無理です

美沙

えー｡｡｡なんでー

美沙

食べよーよー！

千ト

嫌です！

美沙

じゃあ｡｡｡疲れったって言っても、知らないからな？

千ト

｡｡｡それは嫌です

美沙

じゃあ！

千ト

でもお肉も嫌です！

美沙

じゃあ｡｡｡

千ト

なので！右手くんに話し合いましょう！

美沙

よしさんせー！じゃあ行くよー！

千ト

行っちゃってください！

美沙

レッツゴー！

千ト

速すぎますー！

美沙

あはは！

千ト

エヘヘ｡｡｡

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