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いるやひき

皆さんこんにちは!

いるやひき

いるやです!

いるやひき

うわあああっ

いるやひき

聞いてください!!

いるやひき

今日華太君の誕生日だからストーリー作ったのに!!

いるやひき

間違えて全部消してしまったんですよ!

いるやひき

うわああ!

いるやひき

最悪だああ!

いるやひき

でも今日は華太君と野島君の誕生日だからいいんですよ!!

いるやひき

ハッピーハッピーハッピー!!

いるやひき

なので今英検の勉強時間削って作ってます

いるやひき

まぁ英検より推しですからね

いるやひき

因みに夜に作ったので見逃してる誤字があるかもですすみません()

いるやひき

では、いってら!

ガチャッ

華太君

……あれ?

華太君

皆さん?

俺の名前は小峠華太

組内に誰も居ないことに驚愕している武闘派の極道だ

華太君

おかしいな……

華太君

この時間なら速水か飯豊辺りがいるはずなんだが……

組内に誰も居ない

こんな事は初めてだ

華太君

部屋に傷跡も無いし……奇襲では無さそうだな

だとしたら買い出しか何かに行っているのだろうか

華太君

でもこんな朝から行くか普通?

華太君

なんか変だな……

華太君

……

華太君

取り敢えず組内見回ってみるか

ピコンッ

速水君

えー、こちら速水

速水君

速水でございます

速水君

ターゲット、小峠の兄貴が動き出しました

速水君

恐らく執務室に向かうのかと

須永の兄貴

こちら須永ですぅ

須永の兄貴

合点承知之助でーす

須永の兄貴

ではこれから須永、そして小林がそちらに向かいまーす

小林の兄貴

向かいまーす

和中の兄貴

失敗は許されない

和中の兄貴

絶対に成功させろ

野田の兄貴

ミス即ち死なのだ!

小林の兄貴

もう耳にたこできるぐらい聞きましたあ

須永の兄貴

よーしっ

須永の兄貴

小林きゅん、行くぞぉ!

小林の兄貴

おー

速水君

では、僕は次のミッションに備えて移動します

野田の兄貴

俺と和中は待機しとくのだ

野田の兄貴

これより、小峠華太祝福作戦、開始なのだ!

野田の兄貴

それじゃあ、全員動けぇ!

ガチャッ

華太君

……

華太君

誰も居ない、か

華太君

(執務室にも居ない……)

華太君

(なら逆に皆は何処へ行ったんだ?)

華太君

もう親っさんの所にでも行……

須永の兄貴

おーい

須永の兄貴

華太ぉー

小林の兄貴

おっはよおー

華太君

華太君

須永の兄貴と小林の兄貴!

小林の兄貴

そんな所で何してるんだー?

須永の兄貴

もしかして今から仕事ぉ?

須永の兄貴

朝から仕事熱心だねぇー

華太君

も、もちろん仕事はしますが……

華太君

実は、舎弟たちの姿が見当たらないのです

華太君

いつもならとっくに来ているはずなのに……

小林の兄貴

おおー

小林の兄貴

速水と和中なら武道場で見たぞー

須永の兄貴

2人で闘ってたなぁ

華太君

そ、そうだったんですか……

華太君

良かったです

華太君

何かに巻き込まれたのかと思って心配してました

須永の兄貴

華太きゅんは優しいねぇ

須永の兄貴

じゃあその優しさを認めて俺達が代わりに仕事してやるよー

華太君

ええっ!?

華太君

兄貴達が!?

小林の兄貴

いつも頑張ってくれてるからなあ

小林の兄貴

任せろおー

華太君

そ、そんな事して頂く訳には……

須永の兄貴

もーう、頭硬いなあ

須永の兄貴

いいから、華太きゅんはあっちで休んでて

小林の兄貴

おらー

小林の兄貴

早く行けー

華太君

わっ、押す力強っ!!

華太君

(……追い出されてしまった)

華太君

(にしても兄貴達が仕事なんて……明日は銃弾が降るのか?)

華太君

ていうかどうしてこんな朝から居るんだ……?

速水君

あ!

速水君

小峠の兄貴!

速水君

おはようございます!

華太君

おう、おはよう

華太君

和中の兄貴に剣術を見てもらってきたのか?

速水君

え?あ、はい!

速水君

もうめっちゃ疲れましたよー

速水君

さすが和中の兄貴って感じでした

華太君

そうか、良かったな

華太君

……所で速水、今日は何かあるのか?

速水君

へっ!?

速水君

き、急に何言ってるんですか!

速水君

何かあるって……そんな事小峠の兄貴が組の中で1番知ってるじゃないですか!

速水君

僕はただの舎弟ですよ!

華太君

……そうか

華太君

ありがとう、助かった

速水君

いえ!

速水君

あ、そうだ

速水君

兄貴、今日のカチコミ俺が全て行ってきますよ!

華太君

なんだと?!

華太君

急にどうした速水……?

速水君

だっていつも小峠の兄貴ばっかり働いてしまってるじゃないですか!

速水君

たまには労わせて下さいよ!

華太君

速水……

華太君

気遣いは嬉しいが、親っさんの命令を無視するには……

速水君

あ、親っさんには俺が言ったんで大丈夫です!

華太君

速水君

という事で、さよなら!

華太君

あ、ああ……

華太君

……

速水君

えーこちら速水

速水君

作戦は上手くいっております

小林の兄貴

おりまーす

野田の兄貴

そうか

野田の兄貴

なら引き続き集中しろ

和中の兄貴

次は俺と野田の兄貴です

和中の兄貴

移動しましょう

野田の兄貴

そうだな

野田の兄貴

俺達はできるだけ時間を稼ぐのだ

小林の兄貴

健闘を祈りまーす

速水君

頑張って下さい!

ピコンッ

速水君

あ、和中の兄貴に特訓している設定伝えるの忘れてた……

速水君

さっき急に聞かれてびっくりした……多分須永の兄貴達が言ったんだろうな……

速水君

にしても和中の兄貴大丈夫かな……?

華太君

……

何かがおかしい……

いつもなら比較的遅めに来る須永の兄貴と小林の兄貴の存在……

加えて自ら業務を行う行動……

華太君

……速水もおかしかったな

確かに速水はよく俺を労ってくれるが、よっぽどの事がないと親っさんに申請してまでカチコミをする事はないだろう

華太君

(加えて、最大の違和感は)

華太君

汗を、かいていなかった

あの和中の兄貴との特訓だ

常人の人間なら汗だくになっているはずだし、満身創痍になっているはずだ

華太君

というか、どうしてあの二人は道場に居た事を知ってたんだ……?

華太君

朝は普段道場に近づかないはずなのに……

華太君

……

ガチャッ

野田の兄貴

おー、華太ちゃん

野田の兄貴

おはようなのだ

和中の兄貴

おはよう、華太

華太君

……おはようございます

華太君

(和中の兄貴……やっぱり汗をかいていない)

華太君

何をされていたんです?

野田の兄貴

ああ、今さっき来たばっかでな

野田の兄貴

さっきそこでコイツと偶然出会った

華太君

お2人共今日は早いんですね

野田の兄貴

まぁ、たまたま早く来たかっただけなのだ

和中の兄貴

いつもこのぐらいに来てもいいのだが

和中の兄貴

朝すぐ起きて鍛錬する方が体が鍛えられる

和中の兄貴

すぐに来ることは中々出来ない

和中の兄貴

今日は偶然早く起きる事が出来た

野田の兄貴

いつかお前が遅刻する所を見てみたいのだ

和中の兄貴

絶対にありえませんので諦めを

華太君

……

"たまたま"偶然"……

これは本当に偶然なのか?

もしかしたら誰かによって仕組まれたもの……?

野田の兄貴

あ、そうだ

野田の兄貴

華太、お前今日の夜一緒に焼肉食いに行かねぇか?

野田の兄貴

もちろん俺のおごりなのだ

言質と事実が違っている……

この場合、汗をかいていないということは速水は道場へ行ってない……

和中の兄貴

自分も行っていいですか

野田の兄貴

ああ、勿論なのだ!

普段とイレギュラーな事をしてる須永の兄貴と小林の兄貴……

そして嘘の情報を伝えた……

この事を踏まえると

もしや

野田の兄貴

それで、結局お前は行くんか?

野田の兄貴

別に無理にとは言わねぇから深く考えなくても良

華太君

兄貴!!!

華太君

組内に誰か鼠が入り込んでます!

野田の兄貴

は?

野田の兄貴

何言って

華太君

大丈夫です、居場所は分かっております

華太君

俺がケジメをつけてきます

和中の兄貴

ちなみに場所は

華太君

執務室です!!

野田の兄貴

待て待て待て

野田の兄貴

お前何か勘違いして

華太君

では!!

野田の兄貴

待てぇ!

野田の兄貴

クソッ、アイツ足早くなりやがって

和中の兄貴

成長してますね

野田の兄貴

うるせぇ!

ピコンッ

野田の兄貴

緊急事態発生!!

野田の兄貴

緊急事態発生なのだ!

小林の兄貴

どうしたんですか兄貴ぃ

須永の兄貴

もうあと少しで飾り付け終わるので待ってくださいよぉ

和中の兄貴

華太が全速力でそっちに向かっている

小林の兄貴

え?

須永の兄貴

パードゥン?

野田の兄貴

お前らの事を侵入者と勘違いして高速で殺しに向かってるんだよ!

速水君

うええっ!?

速水君

どうしてそうなったんです!

須永の兄貴

どこかで何かミスったみたいだなぁ

野田の兄貴

とりあえず、俺らもダッシュでそっちに向かう

野田の兄貴

それまで耐えろよ

須永の兄貴

はーい

小林の兄貴

殺されたくないなあ

速水君

呑気ですね……

華太君

クソッ

華太君

俺とした事が……っ!

華太君

(変装した敵に気づけないなんて……舎弟失格じゃないか!)

華太君

どうりで仕事をしようとした訳だ

華太君

きっと闇金の顧客情報でも抜き取るつもりなんだろう

華太君

違和感を覚えた時から動くべきだった……!

華太君

絶対に逃がさねぇ……

速水君

ええっ!?

速水君

俺が足止め!?

小林の兄貴

だって俺らの方が背ぇ高くて飾り付け進むんだもん

速水君

いやいやいや!!

速水君

僕なんかが止められる訳ないじゃないですか!

須永の兄貴

やってみないと分かんないってー

須永の兄貴

んじゃ、頑張ってねー

速水君

そんなぁ!!

ドンッ!

速水君

ひいっ!

華太君

……はぁ、はぁ……

速水君

ここここ小峠の兄貴

速水君

ここここれには訳がありまして

華太君

……すごい変装だな

華太君

本物との違いが全く分からねぇ

華太君

俺は兄貴として失格だ

速水君

そんな事ないですって!!

速水君

本物ですから違いなんてないですって!

速水君

違いがないの分かるってすごいですって!

華太君

うるせぇ、お前に言われたくねぇよ

速水君

そんなぁ!

華太君

……安心しろ、殺しはしねぇ

華太君

ただ拘束だけさせてもらう

速水君

わ、分かりました!

速水君

なら、僕の成長をその体で受け止めて下さいね!

華太君

隙あり

速水君

うぇっ?

ゴキッ

速水君

まって気絶し

バタンッ

華太君

……入るか

バンっ!!

華太君

お前ら!大人しくしろ!

華太君

さもなくば撃つ……

華太君

……ぞ……?

須永の兄貴

あ、きたきたー

小林の兄貴

それじゃあせぇの

小林の兄貴

はっぴーばーすでぇー!

須永の兄貴

ばーすでぇ!

小林の兄貴

サプラーイズ!

須永の兄貴

ふふふー、びっくりしたかー?

華太君

……えっ?

華太君

どういう事……

須永の兄貴

いやぁだって今日華太きゅんの誕生日じゃん?

須永の兄貴

だから今日ぐらいはゆっくりして貰おうと思って

須永の兄貴

皆で華太君リラックス隊を作ったんだ

小林の兄貴

え、誕生日祝おう隊じゃありませんでした?

須永の兄貴

あれ、そうだっけ?

須永の兄貴

まぁ何でもいいやぁ

須永の兄貴

それでー、どうせならサプライズもしたいよねって事で

須永の兄貴

色々動いてたんだけどぉ

小林の兄貴

これって失敗ですか?

須永の兄貴

んー

須永の兄貴

どうだろーなぁ

須永の兄貴

本来夜に此処へ来させる予定だったしなぁ

須永の兄貴

でも飾り付け出来たし

須永の兄貴

それに

華太君

……っ

須永の兄貴

本人泣くほどびっくりしてるし、成功でいいんじゃねぇか?

華太君

……っぐ

華太君

ずびば、ぜん

華太君

おみぐるしいところを

華太君

その……っ

華太君

俺、こんな事だとは思ってなくて……

華太君

今日が誕生日ってのも、気づかなくてっ

華太君

ぐうっ……

華太君

ぞの……

小林の兄貴

はいはい泣くなあ

小林の兄貴

折角なら笑えよお

小林の兄貴

にっこにこー

須永の兄貴

華太きゅんは笑ってる方がもっと可愛いよお

須永の兄貴

あ、もちろん泣いてる顔も可愛いけどね!

小林の兄貴

兄貴い、それアウトじゃないですか?

ドタドタドタッ!

野田の兄貴

お前ら!大丈夫か!!

野田の兄貴

誰か怪我人は……

野田の兄貴

……

須永の兄貴

あ、野田の兄貴ー

野田の兄貴

ほぅ

和中の兄貴

これは……

和中の兄貴

いい誕生日になったじゃないか

華太君

皆さん……

速水君

俺も、俺もいますからね兄貴!

華太君

速水……

華太君

さっきは……本当にすまなかった

速水君

い、いえいえいえ!!

速水君

むしろ自分の弱さを感じることが出来ました!

速水君

ありがたいです!

野田の兄貴

なら今から道場で特訓するか?

速水君

勘弁してください……

須永の兄貴

なんか良い雰囲気だなぁ

須永の兄貴

そうだ!今から写真撮ろうぜ!

華太君

しゃ、写真?!

華太君

俺今鼻赤いんですけど……

和中の兄貴

いい考えだな

野田の兄貴

印刷は水野にでも頼もう

須永の兄貴

確かこっちに花見用の写真があったはずだぁ

ガサゴソッ

須永の兄貴

よーし、あったぁ

須永の兄貴

それじゃあ、撮るからお前ら1列に並べぇ

速水君

ほら、兄貴は真ん中ですよ!

華太君

あ、あぁ……

須永の兄貴

そっれじゃ、いきまーす

須永の兄貴

さーん

須永の兄貴

にー

須永の兄貴

いーち

カシャッ

小峠華太生誕祭特別ストーリー 終

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