とりあえず室内に入り一通り皆と挨拶を交わした後大志から状況説明をしてもらう。
小野寺
祐希
俺が見る視線の先では、相変わらず甲斐に抱きついている藍がそこには居た。 こんなに酔ってる藍は初めて見る。酩酊状態で周りが見えていないのか‥俺が来ている事に気付く様子もなく、隣の甲斐に両手で抱きつき、時折顔を近づけては何か話している‥。
小野寺
祐希
小野寺
祐希
そう、藍に抱きつかれて喜んでいる甲斐も、時折俺の方をチラっと見ているが‥藍の方がよほど気になるらしい。すぐに視線を戻し、二人で見つめ合っている。
小野寺
祐希
小野寺
そんなやり取りをしていたら‥
小川
祐希
小川
山本
小川
大体の話は理解した。面白がって呑ませたにしても、自分のペースを保てなかった藍が悪いな‥
有志
祐希
有志
名残惜しそうにする甲斐から引き剥がして、ベロベロの藍を連れて来る。
有志
もうほとんど寝かけてる状態の藍の頬をペチペチと有志が叩く。その刺激でそうなったのか、無意識なのか‥目を瞑りながら有志の頬にキスをする。
有志
小野寺
有志
時間になったので、解散ということになった。
有志
祐希
有志
気を遣ってくれる有志に、大丈夫だからと笑いかけると、満面の笑顔で頷き、藍を抱きかかえる。
有志
そう言って藍の顔を撫でる有志の手が気持ち良かったのか、藍は寝ながらスリスリと頬を擦り寄せている。
有志
ガシッ(有志の腕を掴み)
祐希
有志
祐希
有志
とりあえず藍を抱えて店の外へ‥‥‥
すぐにタクシーを拾う
祐希
小野寺
俺は祐希の腕の中ですやすやと眠っている藍を覗き込む。
小野寺
俺にはわかる‥皆と最後に挨拶を交わしてる祐希をみて‥‥‥ これは、ヤバいと‥‥‥‥
有志
祐希
そして‥タクシーは2人を乗せて走り出してしまった‥
有志
小野寺
甲斐
小野寺
もう後はなるようにしかならないだろう。 タクシーを見送って、俺は甲斐や小川らと次の店に歩き出した‥
コメント
3件