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翔が剛史さんを殴ろうとしている
このままじゃ、もう前の翔には戻れなくなってしまう
それは嫌だ...!!
神戸詩音
一か八か、翔のいる方向に
倒れるフリをしてみた
祐希翔
神戸詩音
思い通り、翔は私を受け止めようとして
振り上げた拳を下ろした。
祐希翔
神戸詩音
祐希翔
神戸詩音
神戸詩音
神戸詩音
「もう人傷付けるのやめよう」
祐希翔
祐希翔
翔の顔が曇った
神戸詩音
祐希翔
祐希翔
神戸詩音
神戸詩音
祐希翔
神戸詩音
神戸詩音
祐希翔
神戸詩音
神戸詩音
そう言って私は
傷だらけの翔の手を握った
祐希翔
祐希翔
神戸詩音
そう言うと、翔は少し落ち着たように見えた
祐希翔
祐希翔
そして、絞り出すような声でこう言った
祐希翔
祐希翔
翔が剛史さんを傷つけるのは免れた
それは事実だ。
でも...でも...これでよかったのかな?
翔を信じると決めたはずなのに
今更不安が押し寄せてくる。
神戸詩音
神戸詩音
祐希翔
「俺の事一人にしないでね」
神戸詩音
私がそう言うと翔は
今まで見たことないくらいの
幸せそうな表情を浮かべた。
神戸詩音
神戸詩音
自分で決めたことなのに
丸く納まったはずなのに
自分の中では腑に落ちなくて
そんな自分に嫌気がさした。
し ゅ い ろ
し ゅ い ろ
し ゅ い ろ
し ゅ い ろ
し ゅ い ろ