コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ー二人の出会いー
当時の私は三歳…いや、杏樺という存在が産まれた瞬間から嫌われ者だった。家族には暴力を振られ続け、こんな生活には耐えられず、私は逃げた。
杏樺(三歳)
杏樺(三歳)
杏樺(三歳)
物音に気づいて振り向くと、明らかに人間では無い……鬼が目の前に現れ私は怯えて動けず、死が迫っているんだと幼いながらも感じ取った
杏樺(三歳)
喰われるのを覚悟して目を瞑ると誰がか鬼を斬り私の命は助かった
杏樺(三歳)
恐る恐る目を開けると、そこに立っていたのは 煉獄杏寿郎の父…煉獄愼寿郎様だった
愼寿郎様はまだ現役炎柱。 母上の煉獄瑠火様はまだ生きて居られる時期だった
杏樺(三歳)
愼寿郎様は杏樺を優しく抱き上げて、怪しい者では無い、君の御家族は何処にいると聞かれる
杏樺(三歳)
その状況を気配で感じた愼寿郎様は、 辛い事を思い出させてしまったな、申し訳無い。 と謝り、抱き上げたまま、君をうちで引き取ると、明るい笑顔を私に向ける
杏樺(三歳)
そんな心配は無用、家に君と歳の近い息子が居ると安心させてくれた
杏樺(三歳)
抱き上げられたまま煉獄家に辿り着く
トテトテと床を走る音が聞こえ、話に出ていた息子さんだと思われる男の子が愼寿郎様に飛びついてきた
杏寿郎(四歳)
勢いよく飛びついてきた息子に父上は笑いながら頭をワシャワシャと片手で撫でていた
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
父上は、今日からここに住ませる事にしたと私を抱えながら息子に微笑む
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
父上は、杏寿郎にはまだ早いだろうと微笑みながら私を降ろし 私が床に足を着くと同時に彼が私の事を抱き締める
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)
杏樺(三歳)
杏寿郎(四歳)